2023年5月9日放送の読売テレビの番組『にけつッ!!』にて、お笑い芸人・千原ジュニアが、サバンナ・八木真澄が営業で大人気のタレントになる上で気づいた一つの真理に納得したと語っていた。
千原ジュニア:吉本で、「営業であの人のスケジュールが欲しい!」って取り合いになってんの、誰やと思う?
ケンドーコバヤシ:それはさんまさんや、ダウンタウンさんではもちろんなく?
千原ジュニア:なく。サバンナ八木。ホンマに吉本の営業部と、スポーツ部が、八木の営業がとてつもなく凄いって。
ケンドーコバヤシ:はい。
千原ジュニア:で、『チハラトーク』に来てもらって、真相を聞かせてもらってん。凄いわ。
ケンドーコバヤシ:八木が?
千原ジュニア:うん。ホンマに凄いで。俺らの知ってる八木真澄じゃないよ、もう。…八木って、10数年前に高橋と余興行って、あんまり環境が良い余興先じゃなかってんって。
ケンドーコバヤシ:はい。
千原ジュニア:そこで、高橋がもう心折れて、「もう営業行かへんわ、ごめん」って。でも、八木としては家庭もあって、ご飯も食べていかなアカンってことで、思いついたのが健康ボーイズで。
ケンドーコバヤシ:はい。きんに君と。
千原ジュニア:きんに君と2人でずっと営業色々行ってた。
ケンドーコバヤシ:はい。
千原ジュニア:ほんならきんに君が吉本辞めた、スケジュールがなかなか合わへんってなって、さぁどうしよう。八木が一人で行くしかない。で、行く。どうしようって、色々考えて。
ケンドーコバヤシ:はい。
千原ジュニア:で、まず行ったら、30分やったら30分、1時間やったら1時間、自由に言われた時間を、フルで楽しませることができんねんって。
ケンドーコバヤシ:難しいですね。
千原ジュニア:で、言われて何をまずやるかって言ったら、ギャグラジオ体操。
ケンドーコバヤシ:ふふ(笑)
千原ジュニア:「両腕を大きくあげて、肩の位置まで下ろす。さぁ、皆さんで…おいシイタケ~!」って言うて。
ケンドーコバヤシ:はい。
千原ジュニア:で、ギャグやる。ほんなら子供たちがいるところでめちゃめちゃ盛り上がる。
ケンドーコバヤシ:はい。
千原ジュニア:で、次に「これはどの動物のどの部位でしょう?」って写真を出して、「ゾウの鼻!」とか。あとは、しりとりで、どんな言葉でも「パナキ」に持っていくっていう。
ケンドーコバヤシ:はい。
千原ジュニア:で、八木が気づいた、ここがアイツの凄いところ。
ケンドーコバヤシ:はい。
千原ジュニア:「営業って、ウケてるのと盛り上がってるのって一緒なんです」と。
ケンドーコバヤシ:はい。
千原ジュニア:「面白いと思ってても、クスクスぐらい。で、誰も笑ってないけど、非常に皆さんが一体になって盛り上がってる。どっちが営業として優れてるかって言ったら、後者の方です」と。
ケンドーコバヤシ:ああ。
千原ジュニア:アイツ、オリジナルでトートバッグを作って。「ブラジルの人、聞こえますか」って文字とイラスト入った、めっちゃ可愛いトートバッグを自費で作って。もう、大量に作って。八木のベッド、もうそのトートバッグの上なんやって(笑)
ケンドーコバヤシ:はっはっはっ(笑)
千原ジュニア:もう部屋中、そのトートバッグなんやって。で、それを持って行って、「このブラジルの人、聞こえますかトートバッグを欲しい人、大きな声を出してください。一番大きな声を出した人が獲得できます」って。
ケンドーコバヤシ:ほう。
千原ジュニア:で、「はーい!」「はーい!」って。それを『チハラトーク』でやったんよ。もう平均40代ぐらいやと思うで。
ケンドーコバヤシ:大人のお客ですよ。
千原ジュニア:そこでやったら、「ウソやろ。そんな元気あったん?自分ら」みたいな。
ケンドーコバヤシ:なるほど。
千原ジュニア:物凄い盛り上がり。その日一番の『チハラトーク』の盛り上がり、それやねん。
ケンドーコバヤシ:おお、なるほど。
千原ジュニア:「じゃあ、あなた」って渡す。ほんならみんなも頑張った。で、なんか一体感生まれてんねん。