2023年3月27日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『オオカミ少年』で自分が催眠術にかかった過去のVTRについて解説するオファーが断っても何度もきた理由について語っていた。
伊集院光:テレビとかも、割と多いじゃん。懐かしのものとか。で、ダウンタウンの浜田さんのやってる『オオカミ少年』だっけ?っていう番組が最近は、Z世代を 呼んで、昔のテレビのアーカイブ見て、「昔のテレビわけわかんねぇな」とか(笑)「イカレてんな」みたいな話をするコーナーがあって。
そこで、何年ぐらい前かな。20年ぐらい経ってるような気がするかな。一時的にドンってブームになってなくなった、催眠術番組っていう。当時マーティン・セント・ジェームスっていう海外の催眠術師の人が来て。で、タレントがかけられるっていう。みんなの前でかけられる、みたいな番組が一時的に流行って。
で、それをZ世代に「こんなのあったんですよ」っていう。それこそ局のアーカイブの中から、いっぱい当時の催眠術番組を引っ張り出してきて、みたいなのがあって。
まず最初にオファーが来たんですよ。で、伊集院さんがかかってるVTRはあります、と。それで伊集院さんスタジオで、みんなにこれをZ世代に説明してくださいっていう。まぁ、生き証人役。
で、来たんだけどその日スケジュールが入ってて行けませんってなったら、もうちょっと経ってから、「スケジュールダメなのは分かりました。じゃあ、そこだけVTRのコーナーにして、僕が進行で案内して、それをスタジオで浜田さんとそれからZ世代がみんなで見るっていう企画に少し変えますから、伊集院さん出てください」という話をされて。
で、色々聞いてみたら、まぁ後でわかることなんですけど、催眠術番組に出たということを割とこう「もう触れてくれるな」っていう人が多いっていう(笑)
とにかく恥かいてる、でみんな恥かいてるから、アーカイブにあっても使用許可が下りなかったりとか、ましてやそれを感想を言って説明をしてくれっていう人のOkが全然出ないっていうことがあり。
ちょっとダメそうだって何回か言ったのに言ってきてくれたのと、やっぱり俺らからすると、ダウンタウンの浜田さんの番組のスタッフに頼りにされるって結構デカいの。それが一つ。あともう一個は、結果こんな感じになってて、で、結構いろんなVTRが「ちょっと ウチはそれ、もうNGで」みたいな。
よくあるでしょいろんな昔の番組に、ほとんどの人の顔がモザイクかかってるパターンってあるでしょ?あのパターン、もしくは全部使えないパターンになってる中で、「こういう話合いをしてるってことは、俺のを今さら使わないでくれ」とは言えないじゃん。
で、他の人に俺のその姿を回されるの、ちょっと嫌だなと思って引き受けたんだけど(笑)なんかね、ウケてたみたいよ、Z世代に。