2019年12月2日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、新語・流行語大賞の選考委員であるやくみつるがノミネートに「おむすびころりんクレーター」を「ねじ込んだ」と発言していたことに反発し、「そんなのダメだよね」などと語っていた。
伊集院光:そもそも、ノミネートの時にもう…これ、イジっちゃダメ。まんまとだから、まんまとだからイジっちゃダメと思ったのは、「おむすびころりんクレーター」事件、分かります?
なんかね、ノミネートの段階で、その「おむすびころりんクレーター」って言葉が入ってきたわけ。で、まぁみんな思うわけ。「なに?それ」って。「おむすびころりんクレーター」って、使った?(笑)
まぁまぁ、この議論はいつもなるじゃないですか。ましてやノミネートだから、「おむすびころりんクレーター」さ、何なのか分かんないからさ。
まぁ、俺が実際、今年に限って言うと、この今年の大体、上半期。アルカトラズの方に服役してたから。そこで知らないことも当然あるけど(笑)一番流行った言葉は、「看守、出してくれ」が大流行してたんですから(笑)
だから、ちょっと俺の感覚と違うのはもうしょうがないと思います、それはね。それはしょうがないと思いますけど。「おむすびころりんクレーター」分かんねぇなって思ってるところに、あのおなじみ選考員のやくさんが、「おむすびころりんクレーターは、全然有名じゃない言葉だ」と。「みんな知らない言葉だと思うけど、あえて入れることで、そういう『何それ?』っていう反応も予想して入れました」と。
「ただ、そのおむすびころりんクレーターっていう言葉の知名度を上げるための作戦で、僕がねじ込みました」って言い出したの。そんなのダメだよね(笑)
そんなの、だったら俺は「ポログソ撒きつつ、子鹿のギャロップ」入れて欲しい。俺、好きな言葉だから。みんな知らないかもしれないけれども、「ポログソ撒きつつ、子鹿のギャロップ」、この躍動感と面白さの。まぁ、結局撃たれちゃいますから、ジビエ料理屋の女シェフに撃たれちゃいますけど、僕の好きな言葉で言えばそれですよね。