伊集院光、「盟友」電気グルーヴ・ピエール瀧とのエピソードまとめ

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伊集院光さんと、ニッポン放送のラジオ番組を担当していた時代からの「盟友」電気グルーヴ・ピエール瀧さんとのエピソードについて、今回はまとめてみました。

電気グルーヴのラジオ番組で伊集院光に催眠術

ピエール瀧:僕ね、かからない方なんです。昔、そういう催眠術がかかる、かからないみたいのをテレビとかの企画でやったことがありますけど、僕、かからないんですよね。

赤江珠緒:ええ、私かけられたことないから分からないな。

ピエール瀧:ああ、そうですか。

赤江珠緒:でも、麻酔には弱いですからね。

ピエール瀧:麻酔はだって、薬品だから。それはそうでしょう。

赤江珠緒:麻酔には、凄いかかりやすい体質。

ピエール瀧:はい。

赤江珠緒:一瞬で記憶がないということになりますけど、催眠術はどうだろうな?

ピエール瀧:どうでしょうね、これね。

赤江珠緒:何で、かかりやすい人と、かかりにくい人がいるんだろう。

ピエール瀧:昔、それこそまだ僕が、ニッポン放送にいた頃です。ニッポン放送で番組をやってた頃。

赤江珠緒:うん。

ピエール瀧:伊集院も、まだニッポン放送にいた頃ですよ。

赤江珠緒:はい。

ピエール瀧:催眠術をかけるのが、流行ってたんですよね(笑)

赤江珠緒:ははは(笑)

ピエール瀧:催眠術は、「かかっていない」というのを言っても、向こうもガッカリするし、こっちも裏切ったみたいで嫌じゃないですか。

赤江珠緒:うん。

ピエール瀧:だから、催眠術をかかっていることによって、大変なことになっちゃえば良いと思うんです。

赤江珠緒:ほう、ほう。

ピエール瀧:「もうやめよう、これは」という。それで僕、今思い出したエピソードが、当時、伊集院とウチら電気グルーブ2人で、催眠術にかかるのが流行っていたんですよね。

赤江珠緒:ほう。

ピエール瀧:伊集院の知り合いで、催眠術師がいて。凄いかかると言って。伊集院は、何回もかけられているから。「もう今、指をパチンと鳴らすだけですぐかかる」みたいなことを言って。

赤江珠緒:ええ。

ピエール瀧:収録が終わったりとか、生放送が終わった後、夜な夜なニッポン放送で、空きスタジオに籠もって、みんなで催眠術遊びをしていたんですよ。

赤江珠緒:何をしているんだ(笑)

ピエール瀧:そうしたら、ある日、俺と卓球が「じゃあ、伊集院を細川ふみえにしよう。フーミンにしよう」と。

赤江珠緒:ほう。

ピエール瀧:「フーミンになれ、エイッ」とやったら、かかったんですよね、伊集院が。

赤江珠緒:伊集院さんが!?

ピエール瀧:細川ふみえの感じになっているんです。

赤江珠緒:かかってるの?

ピエール瀧:かかっているの。それをやっている時に、「これは面白い」ということになって、色々質問したりして。「フーミンあのさ…」とか、色々エ口い質問とかしたりして。「やめてよ」とか言っている中で、途中で、伊集院太っているんで、ハッと思って、フーミンになってる伊集院の胸を揉んじゃったんですよ、こっちが。

赤江珠緒:うん。

ピエール瀧:「おっぱい揉ませて」と言って。そしたら、伊集院、フーミンになっている伊集院ですけれども、「キャー!」と言って、ニッポン放送の中をダーッと走って行っちゃって(笑)

赤江珠緒:ええっ!?

ピエール瀧:要は、女の子になっているから。急に男に…

赤江珠緒:それはそうだ(笑)

ピエール瀧:胸を揉まれるなんて、ということで。ダーッと走って行って、ニッポン放送のエレベーターにバンッと飛び込んで、1階のボタン、カチャカチャと閉めるボタンを押しているんです。それを見て、俺達は「ヤバイ」と(笑)

赤江珠緒:ははは(笑)そのまま外に出てしまう。

ピエール瀧:伊集院が、フーミンのまま有楽町の町に出たらマズイじゃないですか(笑)

赤江珠緒:ははは(笑)

ピエール瀧:「これはマズイ」と思って、ダッシュで滑り込みという感じで。

赤江珠緒:止めて。

ピエール瀧:エレベーターを止めて、ガチャンと押えて。その催眠術師をしているヤツに、「おい、解け」と言って、「はい、解きます。1、2、3、パン」みたいなやつをやったら「ハッ」という感じで伊集院が。

赤江珠緒:ええっ!?凄いね(笑)

ピエール瀧:解けたんですけども(笑)それくらいのことをやらないと。

赤江珠緒:ははは(笑)危ない。あっ、そうなの?

ピエール瀧:1回、過剰にかかる感じで。

赤江珠緒:なるほど。

ピエール瀧:向こうが要求しているもの以上のものをやって、「これはまずい」という風にしないと、もうダメでしょう。

赤江珠緒:そうか。

ピエール瀧:その時聞いたんですけど、かかる人って、サービス精神が旺盛な人なんですって。

赤江珠緒:ああ、何とかしてあげないと、みたいな。

ピエール瀧:10人集まって、みんながかかっている中で、自分はかかっていないんだけど、かからないことによって…という。

赤江珠緒:この人が恥をかくな、と思ったら。

ピエール瀧:この場での自分に耐えられないから、かかったほうがマシ、という感じがどこかに。

赤江珠緒:はぁ。

ピエール瀧:心の奥底に芽生えるらしくて。それによって、自分からかかりに行く、というような感じがあるらしいんですよね。

赤江珠緒:へぇ、そうですか。

ピエール瀧:そういうところで、空気を読まない感じという連中は、かからないことが多いと。

赤江珠緒:ははは(笑)かからなそうだね、本当に瀧さん(笑)

ピエール瀧、伊集院光に「細川ふみえになる」催眠術をかけてパニックとなった過去「胸を揉んだら悲鳴を上げて…」

ピエール瀧と石野卓球の違い

ピエール瀧:生放送とかさ、やってて。僕も『たまむすび』とかやってるし、伊集院もこのラジオ、生放送でやってると、生放送がゆえの、言っちゃいけない本音ってあるじゃないですか。

伊集院光:はい、はい。

ピエール瀧:っていう部分とかあるじゃないですか、色んなことが。

伊集院光:はい。

ピエール瀧:こういうね、しかも広く開かれた枠であるとっていうのがあるじゃないですか。

伊集院光:商店街でしか聴こえないヤツならまだしもね(笑)

ピエール瀧:っていうのがあるじゃないですか。そういうのを、僕も伊集院も、長くやってるんで、オートマチックに止めたりとかしてるんでしょうけども、色んなことを考えながら。

伊集院光:はい。

ピエール瀧:多分、そういうのを全部抜きにして取っ払って、(石野卓球は)「王様は裸だ!」っていうタイプの人間なんで(笑)

伊集院光:うん。

ピエール瀧:だから、そういう意味だと思いますけどね。ただ、言ってることはね、わりと正直なことが多いですからね。そういうしがらみとかから、なるべく外にいたいんでしょうね。

伊集院光:なるほどね。

ピエール瀧:自分は自由にするけど、そのことで誰かに迷惑がかかるんだったら、やめたほうがいい。これ、本当に伊集院が深夜の枠だったら、「パーッて一丁、いくか」の話だと思うんだけどね。

ピエール瀧、生放送番組に出演する上で「言っちゃいけない本音がある」と語る「『王様は裸だ!』っていう」

「役者」ピエール瀧について

ピエール瀧:いや、別にね、言っちゃうと…真剣にやってない感じに聞こえますけど、まぁ、一応一生懸命やってますよ。「こうだろうな」っていう思いで(笑)

伊集院光:はい、はい。

ピエール瀧:そういう思いではやってはいるんですけど、それはだけど、しょうがないよね。素養がないっていうか。そこに関しての。

伊集院光:そこだね。共通してるのは、「一生懸命やったにも関わらず、できないことに関してはしょうがない」っていう(笑)

ピエール瀧:そう、そう。

伊集院光:「年齢は戻れないんだから、しょうがない」とか。

ピエール瀧:しょうがない。

伊集院光:「子供は普通育つんだから、しょうがない」っていうか(笑)そこなんだよね。

ピエール瀧:だって、そんな呼ばれたって、よく調べもせずに頼んだほうが悪くない?だって。

伊集院光:ふふ(笑)

ピエール瀧:だって、電気グルーヴじゃん、俺(笑)

伊集院光:そうだよね。一回もやれるって言ってないもんね(笑)

ピエール瀧:電気グルーヴでしょ、だって。

伊集院光:そうだよね。一回でも「役作り、自分はやれる」って言ってないんだもんね。

ピエール瀧:そう、そう。それ頼んだ方がさ、「できなかった」って、「なんでお前できないんだ?」「お前、調べたかよ、この野郎」って話になるから、こっちは(笑)知らないよっていう(笑)

ピエール瀧、失敗を恐れずに俳優業に臨めるスタンス「できなくても、よく調べもせずに頼んだほうが悪くない?」

伊集院光×電気グルーヴ「大人になるということ」

伊藤亜希(音楽ライター):自分が大人だって感じた瞬間は、どんな時ですか?今までの人生で。

伊集院光:24時間テレビを初めて全部観た時に、大人だって思ったんだけど、とんでもない子供だったなって(笑)

ピエール瀧:なるほど(笑)

伊集院光:あの達成感、スゲェ大人だって思ったけど、むしろ子供じゃねぇかってことだけど(笑)

ピエール瀧:大人?

石野卓球:大人の自覚が無いからね。

伊藤亜希:今も?

ピエール瀧:こういう話をするときによく出すけど、自分が今、45歳。それこそ中学生の時に思っていた45歳って、もっとしっかりしてると思ってたから。自分が、いざその歳になってみると、思ってたのと全然違うなってあるよね。

伊藤亜希:はい。

ピエール瀧:当時の人たちも、そうだったのかもしれないけど、バレてないじゃん。俺らが中学生の時の大人たちって。

石野卓球:オモチャ買ってなかったからね。

伊集院光:ほんとだ。

ピエール瀧:俺たちがこの歳になってみると、完全にバレてるんだよね(笑)しっかりしてないってるのが。それを考えてみると、完全には大人になりきれてないっていうね。

石野卓球:ピーターパンだ。ピーターパン症候群(笑)今日もピーターパンの格好だもん(笑)

伊集院光:榊原郁恵さんのお下がりで(笑)

石野卓球:パッツパツで。

ピエール瀧:やっとイジってもらえたなって思って(笑)

伊集院光:ただの緑の服だって思ってたら(笑)…でも、僕なんか見てると、(ピエール)瀧氏は、大人なところが結構あるなって思うけど、問題はこの人(石野卓球)ですよ(笑)一瞬でも、自分が大人だって思う瞬間があるのかな?(笑)

石野卓球:恐ろしいことに、あるんだよね(笑)

伊集院光:え?どんな時?

石野卓球:好きなものを好きなだけ買える時とか。

伊集院光:あぁ。

ピエール瀧:大人買いね。

伊集院光:子供の夢のやつね(笑)

石野卓球:それは大人の醍醐味だね。

電気グルーヴ×伊集院光が語る「大人になるということ」

伊集院光の冠番組のテーマソングをめぐるエピソード

伊集院光:こっち側から(番組テーマソング作りを)お願いして、「作ってくれた歌詞を変えてくれ」を、俺は言えなくて。でも、向こう側から一回り上で、「そんなの、ちゃんと依頼通りに変えれば良いじゃない」って。

ピエール瀧:だから…まぁ、あの歌詞ね。今回の『TROPICAL LOVE』の方では、前の歌詞のまま入ってるんだけども。

伊集院光:そう、そう。

吉井歌奈子:そうなんですね。

伊集院光:前の歌詞のままの部分と、さらに発展した部分があって。

ピエール瀧:そう。あそこは、ウチらも凄い好きなフレーズだったから、それを変えるというのは、「まあ、まあ…」と思うけど、ほら、伊集院の番組だし。

伊集院光:「テーマソングありきだから」っていうことで。

ピエール瀧:番組だし、そこに色んなスポンサーとか関わってくるだろうから、そこの部分を、理解しているじゃないって感じで。僕ら、電気グルーブとしてはやっぱり曲げらないところもあるんだけど、もう曲げらないところが歌詞のワンフレーズとかじゃないから、もう(笑)

伊集院光:なるほどね。

ピエール瀧:何かもう、「そういう瑣末なことじゃねぇ」っていうか(笑)

伊集院光:今さ、分かって欲しいのはさ、中年のおっさんでも、高校生でも良いんだけどさ、同い年の男子が、その感じ。「このニュアンスが分かってもらえねえかな?」って思うんだけど。とりあえず、その曲を聴いてもらって。

ピエール瀧:そうね。じゃなかったら、『TROPICAL LOVE』っていうタイトルは、つけないって。

伊集院光:え?どういうこと?どういうこと?

ピエール瀧:そういう瑣末な部分というか、「そういう物騒な文言が入ってなきゃダメ」とか。

伊集院光:はい、はい。

ピエール瀧:何だろうな、そういう…

伊集院光:尖ってる、「歌詞で尖ってなきゃいけない」っていうのを考えているんなら、『TROPICAL LOVE』にはならないわな(笑)

ピエール瀧:歌詞で尖るっていうのが…それはもう、もちろん大事な文言とか、フレーズとか譲れないところはあるけれども。

伊集院光:でも、それは過激だからということでもなければ、もっと言えば、「放送禁止だから喋りたい」みたいなことではないじゃんっていう。

ピエール瀧:ではないっていう。もう、そこじゃないっていう(笑)

ピエール瀧、電気グルーヴが大事にする部分は放送禁止用語のような過激な歌詞といった「瑣末な部分」ではないと語る

ピエール瀧が小室哲哉のフェラーリに…

伊集院光:(『私が嫉妬したスゴイ人』のVTRで)小室哲哉が出てくるわけ。やっぱり、たけしさんにしても、そこにいる他のパネラーの人も、「ピエール瀧=今の映画界、ドラマ界に欠かせない怪優」みたいな位置にいるんだよね。俳優の位置にいるんだよね。

でも、どう考えても小室哲哉の話を振るのは、電気グルーヴのピエール瀧じゃん、そこは。だけど、なんとなくそうじゃない流れになって。たけしさんも話すし、たけしさんなりの小室哲哉の話とかもするから、なんかいかないわけ。

でいて、ニヤニヤしながら黙ってるんだけどさ。そのままいっちゃいそうになるからさ、こっちは「全盛期の小室哲哉のニッポン放送の地下駐車場に停めてあった、真っ白のフェラーリにポコチンを押し付けた話しろよ」っていう(笑)

「グネングネンにポコチンを押し付けた話、しねぇのかよ?」ってなりながら、なんか時間が過ぎていく(笑)

お互い、50のおじいちゃんになってさ。お互い、ヨボッとしたまま過ぎてく感じの。恐らく、両方を知ってるリスナーの人たちは、生暖かい目で見てるんだろうなっていう。「ここ、並んでゴールデンにいるんだ?」みたいな感じで見てるんだろうなって思いながら。
伊集院光、ピエール瀧が小室哲哉のフェラーリに「ポコチンを押し付けていた」過去を暴露「グネングネンにポコチンを…」

ピエール瀧逮捕について

伊集院光:ざっくりと自分の感想。ピエール瀧が昨晩、薬物をやっていたという。で、逮捕されました。

安田美香:はい。

伊集院光:僕は30年ぐらい前かな。30年ぐらい前で、僕もほとんどテレビ出てない、ラジオだけ。向こうもインディーズのアルバムが売れて、上京してきて。ラジオなんか始めようって時に会いましてね。

安田美香:はい。

伊集院光:それからの付かず離れずみたいな付き合いなんですね。で、ちょっと思ったのはね、当時。20歳ぐらい、お互いになんだか分からない頃、その頃に想像していた51歳。同い年だから。

安田美香:はい。

伊集院光:51まで、華やかなこの世界にいることはできず。恐らく何かしらでお互いに足を踏み外し、警察のご厄介になってる方がリアル。だって、お互いに何なのか分からないし。

安田美香:はい。

伊集院光:むしろ、後のピエール瀧がこんな形の大活躍をするって方が、全く想像がつかなかった。だから、彼に対して、僕は尊敬や憧れや嫉妬や全部持ってたね。

安田美香:ああ。

伊集院光:彼の昨今の仕事ぶりに対して。だから、「なんでそんなものが必要なんだ?」っていう。

安田美香:うん。

伊集院光:僕はついこの間も、ホリプロの新人とかが挨拶に来てくれた時に、「他のことはよく分からないけれでも、こういう世界にいるってことは、それなりに宝くじが当たったような人生だから、せっかく当たった宝くじを火に近づけるようなことだけはしない方がいい」と。

安田美香:うん。

伊集院光:それだけを言うんですけど。

安田美香:はい。

伊集院光:そんなことを思いましたね。

伊集院光、ピエール瀧が薬物使用容疑により逮捕されたことにショック「なんでそんなものが必要なんだ?」

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