2023年3月7日放送の読売テレビの番組『にけつッ!!』にて、お笑い芸人・ケンドーコバヤシが、「お腹がパンパン」という症状を放置し続けただけで5時間半に渡る手術や1ヶ月にも及ぶ休業をすることになったと告白していた。
ケンドーコバヤシ:かかりつけの整体で、相談したんですよ。「実はここ2~3ヶ月、ずっとお腹張ってるんですよ」って。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:「パンパンなんですよ、お腹だけが。だから、ガス抜きたいなって思って、夜中に走り込みしたり、サウナいつも3セットを5セットとか行ってたんですよ。それでも治らないんですよねぇ」って言ったら、「近くの内科行ってみたらいいんじゃないですか?」って。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:で、たしかにって、それ終わってそのまままたかかりつけの診療所みたいなところに行って。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:で、「こうなんですよ」って。「え?」ってなって。「ちょっと触らせてください、お腹」って。
千原ジュニア:うん、うん。
ケンドーコバヤシ:で、言うたら、へその下ぐらいをぐーっと押して。「痛いでしょ?」「いや、痛くないです」「いや、痛いでしょ!」「押さえられてる痛さです」って。
千原ジュニア:お前、痛点どこ行ってん(笑)
ケンドーコバヤシ:ふふ(笑)そうなんです。で、「コバヤシさん、実験していいですか?」って言われて。簡単な実験。つま先立ちで5秒、で、全く力入れずに、ストンって戻すだけです。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:で、「おろしてください」って言われて、トンって戻したら、立てなくなって。
千原ジュニア:え?
ケンドーコバヤシ:「紹介状書きます」って、大病院行って。で、血液検査だ、レントゲンだ、CTだ、4つ、5つ検査回されて。で、診察室に呼ばれた時に、「コバヤシさん、いまからすぐ手術します」って。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:「え?なんですか?」「僕もこういうケース始めてなんですけど、盲腸です」って。
千原ジュニア:ほう、ほう。
ケンドーコバヤシ:で、「紹介状に書いてたんですけど、2~3ヶ月これだったんですか?」「はい」「…そうか、これはえらいことになってるかもしれないです。とりあえず、手術してお腹開かないと分からないので、17時から手術開始です」って。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:「マジですか?どれぐらい入院になります?」「明日の朝帰れるのが最短です。で、コバヤシさん、50ですよね?多分、1ヶ月です」って。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:「え?」「1ヶ月入院が、50歳だったら普通です」って。
千原ジュニア:そやろな、俺、15歳の時に救急車で運ばれて、盲腸で。それで1週間ぐらいやったもん。
ケンドーコバヤシ:ああ、そうか。
千原ジュニア:15歳やから。
ケンドーコバヤシ:で、「17時から手術か…どんなもんなんですか?手術」「最短、20分です。この病院の最長で4時間です」「4時間?…分かりました」って、色々準備して。とりに帰れるもん持ってって。入院は決まったから。で、マネージャーとかに連絡して、「ごめん、こうなったから、今から手術やから」って。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:で、手術17時に始まって、全身麻酔で起こされた時には22時半で、5時間半かかったんですよ。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:「なんやったんですか?僕」って。その時は、切った後やから痛くて。「なんやったんですか?」って言ったら、結局、「コバヤシさんが虫垂炎をあまりに放ったらかしにしてて、盲腸が破けて、胃や腸の老廃物や膿がお腹でパンパンになってましたよ」って。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:俺、そんな中、走り込みとかサウナとか。あと、日村さんと爆食いとかガンガンやってたんです。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:それの除去に時間がかかって。「7ヶ所ぐらい開けたんで、1ヶ月は入院確実です」って。
千原ジュニア:うん、うん。