2022年11月15日放送の読売テレビの番組『にけつッ!!』にて、お笑い芸人・ケンドーコバヤシが、アントニオ猪木が亡くなる直前まで見せていたエンターテイナーぶりに驚いたと語っていた。
ケンドーコバヤシ:古舘伊知郎さんに昨日お聞きしたんですけど。
千原ジュニア:ほう。
ケンドーコバヤシ:猪木さん、もう何も食べれない状態が数ヶ月続いてたんですって。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:お医者さんも、もう多分喉絶対通らないんで、危ないんで。でも、人いっぱい呼んで、お酒とかオードブルとかを用意してるんですって。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:とりあえずみんなが、お酒飲んで、喋ってんのを聞かせてくれ、と。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:「もう俺は、食べなくていいから」って。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:って言うて用意して、ほんなら後輩であるとか、関係者であるとか、時間ある人がみんな行って、お酒で乾杯して。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:ほんなら、猪木さん起きてくるんですって。お医者さんも起きれないって思ってたのに、ちょっと上半身を起こして、ちょっと食べるんですって。
千原ジュニア:おお。
ケンドーコバヤシ:それをやっぱりみんなに見せたい、みたいな。で、最後も「その味が欲しい」とか、最後に食べたかったとかじゃなくて。酷い糖尿病なんで、血糖値を何とかごまかして、最後みんなに「ありがとう」って言いたいがために、ガリガリ君食べたんですって。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:それで、急激に血糖値変えて、みんなに「ありがとう」って言ってお亡くなりになったみたいな。
千原ジュニア:へぇ。
ケンドーコバヤシ:最後の最後まで。これ聞いて、俺すぐガリガリ君買いに行ったんですけどね。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:凄いですよ。ガリガリ君、売り切れてましたよ。セブンイレブンで、そのニュース出てから。
千原ジュニア:へぇ。
ケンドーコバヤシ:最後の経済効果まで生んで帰っていくっていう。
千原ジュニア:すげぇ。
ケンドーコバヤシ:なかなか売り切れないですよ、セブンイレブンのガリガリ君。
千原ジュニア:せやなぁ。