2023年2月21日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、オールナイトニッポン55周年SPを聞いて改めて『ビートたけしのオールナイトニッポン』の存在の大きさについて語っていた。
太田光:オールナイトニッポンって言ったら、もうこれはビートたけしがダントツなんですよ。
田中裕二:はい、まぁね。
太田光:ダントツなんです。オールナイト55周年って言うけど、それはオールナイトニッポンってね、我々も憧れて、我々もやりました。
田中裕二:はい。
太田光:まぁ、やったことは失敗しましたが。
田中裕二:ふふ(笑)
太田光:だけど、本当にあそこで喋れるっていうのは、いわゆる何でそこだけ突き抜けたかっつったら、ビートたけしの存在ですよ。
田中裕二:はい、まぁデカかったね。
太田光:これはもう、あの頃の深夜放送っていうのは、TBSはパックインミュージック。林美雄とか、ナチ・チャコ。
田中裕二:うん。
太田光:で、文化放送は『セイヤング』。
田中裕二:うん。
太田光:ビートたけし以前ですよ。で、オールナイトニッポンは鶴光師匠がやったり、あのねのねとか、そういうんでやってたり。中島みゆきさんも前からやってたね。
田中裕二:うん。
太田光:だけど、横並び、三巨頭だったんです。
田中裕二:そう、そう。
太田光:で、どっちかって言うと、『谷村新司のセイヤング』がもうとにかく人気だったんですよ、チンペイさんがあの頃。で、ばんばひろふみさんとチンペイさんの『谷村新司のセイヤング』って言ったらもう、圧倒的な人気だったのね。
田中裕二:うん。
太田光:当時、MBSの『ヤンタン』を谷村さんやってたんです。当時の深夜放送って言ったら、谷村新司が王者だったわけですよ。
田中裕二:うん。
太田光:それまでのこと、全てなかったかのようにして、ダントツになったのがビートたけしのオールナイトニッポン。
田中裕二:はい。
太田光:それが全て消えたんです。あのオールナイト木曜の1部っていうのが、もう全ての深夜放送ラジオの概念を取っ払うぐらい凄かったんで、オールナイトが今、タイトルもそのまま残ってるしっつうんで。
田中裕二:うん。
太田光:もちろん、みゆきさんも面白い、鶴光さんのも面白面白かったけども、なんつったって、そうなんです。
田中裕二:はい。
太田光:で、そこに高田先生がいてですよ。言ってみればさ、その後『ビバリー』ずっとやってるわけで、ニッポン放送でオールナイト55周年やったら、高田文夫を入れなきゃダメだって俺は思うんですよ。
田中裕二:うん。
太田光:別に、他局のことだからどうでもいいですが。
田中裕二:まぁまぁ、そうなんだろうね。
太田光:そんなことをもう考えながら、いろいろ感慨深い。