2022年11月15日放送の中京テレビの番組『太田上田』にて、お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也が、「焼肉を存分に食べられる経済力を持つ頃には胃袋が受け付けない」などやりたいことと経済力のズレについて持論を展開していた。
上田晋也:カネなくて、みたいな時期はたしかに若手芸人の頃とかはね。
太田光:ありましたよ。全然ありますよ。
上田晋也:あったよね。でもね、最近、俺、思うんだけどさ。たとえばね、焼肉とかさ、20代の頃とかは、いくらでも食べられる、みたいな時期ってあるじゃない?
太田光:うん、うん。
上田晋也:でも、その時は、焼肉を食べるゆとりがないから食べられないじゃん。
太田光:うん。
上田晋也:そんないっぱい。お金がないからね。
太田光:うん。
上田晋也:で、これが30過ぎたら、焼肉ぐらいは食べられる収入になったかなぁって時には、胃袋がもう受け付けない。
太田光:ああ、本当にタイミング合わないんですよね。
上田晋也:ってなってくるじゃない?で、俺、人生ね、基本、そうだと思ってんの。
太田光:うん。
上田晋也:だから、たとえばじゃあ子供が一番可愛い時期に遊びたい。でも、仕事が忙しくてそれどころじゃない。
太田光:うん。
上田晋也:で、ようやく自分に時間ができて遊べるようになったかなってなったら、子供が中高生になってこっちと遊んでくんないとかさ。
太田光:うん。
上田晋也:タイミング合わないじゃん。俺、だから一回ね、それずらした方がいいと思うわけ。
太田光:どうやって?
上田晋也:普通に生きてたら、そうやってタイミングが合わないことになっていっちゃうわけよ。
太田光:うん。
上田晋也:だから、彼女が推しでお金を使っちゃうっていうのは、正解だと思うんだよ。
太田光:うん。
上田晋也:自分の好きなもの。たとえば、車でも時計でもさ、欲しい。でも、お金を貯めてから買おう…とかってなったら、タイミングずれて買えなくなっちゃうから。借金抱えてでも、買っちゃった方が俺はいいと思うわけ。
太田光:おお。
上田晋也:車とか。で、自分が一番テンションの上がる時に、テンション上がる使い方をした方がいいんだよね。
太田光:借金しろってこと?
上田晋也:借金してでも使った方がいいと思う。それが一番幸せなんだもん。