2022年10月26日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、MCとして「天下をとる」人に必須となる才能は「現場に教科書を押し付ける力の強さ」であると語っていた。
中田敦彦：春日さんが、若林さんのことを「人の空気を読むの、察するの天才じゃないか」って言ったことがあると思うんですよ、ラジオかなんかで。
中田敦彦：ほう、ほう。あるかも。
中田敦彦：で、「春日さんも若林さんのことそう思ってるんだ」って思ったんですね。
春日俊彰：ほう。
中田敦彦：「人の気持ちを察する天才だ」って。それが、何かの影と光なんだろうなって思って。
若林正恭：うん。
春日俊彰：ああ、良い風に転んだらそうっていう。
中田敦彦：そう。僕も感情的に、エモーショナルに一人で喋るの凄いねって言われるんですけど、裏を返せばそういう。
若林正恭：ああ、はいはい。
中田敦彦：没入しすぎちゃうっていう。
若林正恭：はい、はい。
中田敦彦：そういうの自覚あるんですか？
若林正恭：俺はある種の…「天下とる」っていう言葉はちょっともしかしたら古いかもしれないけど。
中田敦彦：うん。
若林正恭：自分のお笑いの教科書強い人が、結局芯をとるじゃない。
中田敦彦：イズムがあるっていう。
若林正恭：それは、教科書を押し付ける力だと思うの、現場に。
春日俊彰：ほう、ほう。
若林正恭：強い人が、その時代の天下をとるんだと思う。お笑いのルールを、自分のルールにしちゃう人。
中田敦彦：うん、うん。
若林正恭：それはね、やっぱりね、共感力が高すぎるとできないなとは思ってる。
中田敦彦：凄い台詞ですね。
若林正恭：ふふ(笑)
春日俊彰：どのあたりが？
中田敦彦：めちゃくちゃ楽しいですね。
春日俊彰：あ、楽しい？楽しんでもらってる？(笑)
若林正恭：はっはっはっ(笑)ここまでの話の流れ上、怖いんだけど(笑)
