2022年10月5日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、東野幸治に本音をぶつけて芸人としての悩み相談をしたとしても「ニヤニヤされて終わるだけ」などと語っていた。
山里亮太:結構僕…大阪公演が30日にあって。NGK、お笑いの聖地でやらせてもらって。その日まで、僕、なんか変わりありました?そうでもない?普通?
正直ね、めちゃくちゃ調子悪かったんですよ、精神的に。なんか、追い詰められちゃってたっていうか。浅草でやる、NGKにしても、なんかこう…「大丈夫か?俺」みたいな。
芸歴重ねていって、22年かな。芸人、45歳。で、いろいろ家庭の環境も変わっていった中で、自分は芸人と名乗っていいんだろうか、みたいな。結構壮大な方に「うっ…」って悩み始めちゃってる時期があって。
そんな芸人が芸人の聖地に立って、喋る。「あれ?そんな権利あるっけな?」みたいな、変な悩みモードに入っちゃったのよ。そうすると、「そういえばテレビも、自分の仲間や後輩たちがザッツ芸人、みたいなことをやってる時に、俺は何をやってるかな」みたいなことを考えてて、負のスパイラルにずっと入っちゃってて。
これはヤバイ、という状況だったのよ。で、その時に思ったのが、「あれ?俺、友達がいない」ってなったの。こういう時多分、友達がいたら「実は俺、これで悩んでて、こういう状況なんだよね」って話せる人がいるのが普通の人なのかな。
たとえば、ここでもよく言うじゃん。ネゴだ、若ちゃんだ、タナちゃんだって言うけど。でも、そこに今のこの気持ちを、「自信ないんだよね」って話をできないじゃん。友達じゃないんだなぁって思って。
同期で、戦友的なのはあるけど、戦友的な人に弱みって聞いてもらうことできないなって思って。で、友達とは言ってるけど、「時間できた、遊びに行こう」ってこともないし。
で、大悟さんとか東野さんは飲みによく行くけど、もちろん先輩だから友達じゃないし。そんな弱みを言っても、東野さんにはニヤニヤされて終わるだけだし。
だからそう考えた時に、弱み見せれる人…もちろん、家庭があるから、家庭ではね…っていうのはあるけど。なんでも聞いてくれるから、WAONさんが。でも、子供もいて、そこでなんか俺がさらに一個、メソメソしちゃったら、それはそれで悪いなっていうのがあるからね。
その時に、「あれ?俺、本音を聞いてもらう友達がいないんだ」って思ったの。