2022年9月14日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、重盛さと美が番組スタッフをも欺いて巧妙な宣伝を行った方法に脱帽したと語っていた。
山里亮太：重盛さと美さん、もう衝撃。ここ最近でもトップクラスの衝撃を受けたの。こんなに凄い人いるんだって。
みんなテーマを作ってて。俺を癒やすためには何がいいかって考えてて。重盛さんの出したタイトル。「手取り15～6万の女の手料理」。このタイトルのセンス、凄くない？
で、どういうコンセプトかって言うと、「山里さんね、テレビ出て結婚して幸せになってる。だから、もう悪さが絶対できないんです」と。「でも山里さん、時代が時代だったら、絶対悪さできてて、こういうことあったと思うんです」って。
「若手のグラビアで、手取り15～6万ぐらいの子をこっそりいって。で、その子が料理を作る、そんなパラレルワールドがあったはずです。それを今日、味わってください」っていう。その入り口のセンスもいいじゃない。
で、本当に言う通りの家なのよ(笑)「このぐらいの間取りで」って。で、友達が待ってるわけ。それで本当にその妄想のタイトルを聞いてるから、「たしかにこれ、ドキドキするな」って。絶妙なのよ。綺麗な人よ。
で、ご飯を振る舞ってくれるって。重盛さんが「私たちはいないと思ってください」って。で、丸いテーブルに、地べたで座りながら。で、ホットパンツかなんか穿いててさ。「みんなこんなことしてたんだ、芸能界」って。
でさ、振る舞ってくれて、メシがまた美味いわけよ。鶏丼みたいなやつ。それが本当に「手取り15～6万」っていう美味しいアイデア料理なの。そして「彼女が振る舞う世界一美味しい○○」って出して。それがチーズタルトで。「どうしても食べて欲しくて」って。
で、冷蔵庫から出してきて。…それ食べたら、めちゃくちゃ美味しくて。それも、重盛ちゃんが小麦がダメかなんかで。その重盛ちゃんのために、米粉で作るチーズケーキを開発したって話で。
食べたら「美味いねこれ」って。で、そこにいた神田愛花さんが「これ、お店で出したらいいんじゃないですか」って言ったら、その瞬間、重盛ちゃんが「え？今なんて言いました？」「お店で出せるんじゃないですか？」「そうなんです。実はこのタルト、9月から中目黒で出すことになってるんです」って。
「え？」「本当に山里さん、今日試食会ありがとうございました…あ、試食会じゃないや」って。「おい、おい、今、試食会って言ったな」ってオチ、ドンなわけですよ。
でよ。これも凄いんだけど、この後なのよ。ロケ車に乗ってスタッフさんに、「いや、凄いっすね、この流れ。綺麗でしたね」って言ったら、スタッフさんが「やられましたよ」って。
「え？なんでですか？」「打ち合わせで聞いてないです」って。最後タルトが出てきて、それでお店やるなんて。でも、もし事前によ、打ち合わせで「タルト屋さんやるんで、タルト紹介していいですか？」って言ったら、「いや、ちょっとそういうのは…」って言うじゃん。それを分かってるのよ、もちろん。
だから、そこもダマにしといて。でも、そこ面白くなかったらカットされるじゃん。だから最後のオチにそれを持ってってんのよ、告知を。「告知するんかい」ってオチが一番いいっていうの分かって、カットしようがないっていう。
もちろん凄い人だけど、もう一回くると思ってるのよ、重盛さん。今、Tik Tokでバズってるんでしょ。いや、面白かったぁ。
