2019年10月9日放送のニッポン放送系のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水 27:00-28:30)にて、お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太が、『はねるのトびら』終了後の数年の間で、芸能界を引退しようと思ったと告白していた。
梶原雄太:『はねトび』終わってからの数年間っていうのは、キツかったですね。
佐久間宣行:ああ。
西野亮廣:「辞めようと思ってた」って言ってたもんね?
梶原雄太:もう辞めようと思ってました、僕。
佐久間宣行:え?そうなの?
梶原雄太:はい、この世界辞めようと思ってたんですよ。
佐久間宣行:『はねトび』終わってからの数年間で?
梶原雄太:要は、『はねトび』終わって数年した時に、西野がどんどん、どんどん色んな道を開拓してったじゃないですか。
佐久間宣行:うん。
梶原雄太:それを僕は横で見てて、「うわぁ、エエなぁ、羨ましいなぁ。俺もなんかやらなアカンな」って、言うてもう探すわけじゃないですか。
佐久間宣行:うん。
梶原雄太:一時期、たとえばプロゴルファー目指してたりとか。
佐久間宣行:ああ、そうか、そうか。
梶原雄太:芸人で誰もやってないな、とか。そんなん目指したりとかやってたんですけど、どんどん、どんどん西野の背中が遠くなっていくんですよ。
佐久間宣行:うん、うん。
梶原雄太:それでね、西野がまたエエ奴なんで、僕にも家族がいるわけで、仕事をね、やらんでもエエ仕事をやってたりするんですよ、西野が。
佐久間宣行:ああ、キングコングで。
梶原雄太:はい。で、言わないんですよ、西野は僕に、「これやりたないのになぁ」とか。何も言わずに、例えば何だろう地方の営業だったりとか。
佐久間宣行:なるほど。
西野亮廣:それも西野はやるわけですよ。
佐久間宣行:うん。
梶原雄太:それ、段々辛くなってきて、僕が。
佐久間宣行:ああ、自分が足を引っ張ってんじゃねぇか、と。
梶原雄太:それですわ。佐久間さん、上手いこと言いますわ。
佐久間宣行:普通のこと(笑)
西野亮廣:会話じゃないわ(笑)
佐久間宣行:ふふ(笑)
梶原雄太:なんやったら言うてくれたらよかったのに、言わないんですよ。
佐久間宣行:うん。
梶原雄太:「お前、こんなことやれや」とか。
佐久間宣行:うん。
梶原雄太:「俺、ホンマはこんなのやるのイヤやねん」っていう、そういうことを言わなかったんで、余計辛かったです。
佐久間宣行:「お前が頑張れ」も言わないしね。
梶原雄太:何も言わないんですよ。そういう時に、「あ、やめよう」って思った時がありました。
佐久間宣行:へぇ。
梶原雄太:「もうこれ以上迷惑かけられへんわ」って。西野の時間を使ってもうてる、と。
佐久間宣行:なるほど。
梶原雄太:24時間、ずーっとなんか仕事してる人なんで。
佐久間宣行:うん。
梶原雄太:それやのに、地方の営業で飛行機乗って、北海道まで行ってだったり。遠いところまで行ってっていう、時間を奪ってもうてるやんっていうのがあって。
佐久間宣行:へぇ。
梶原雄太:嫁にまで実は言ってるんですよね。
佐久間宣行:奥さんなんて言ったの?
梶原雄太:「何があっても、私はあなたについていくけども、一言だけいい?私はもったいないと思う」って言ってくれたんですよ。
佐久間宣行:へぇ。
梶原雄太:そこでもし、「分かった」ってだけで終わってたら、次に僕は最後に西野に伝えて辞めようと思ってましたね。これは完全に思ってました。
岡村隆史、島田紳助に芸能界を引退するよう勧められたと明かす「いつまでもこんな仕事してたらアカン。やめろ、やめろ」
明石家さんま、島田紳助の引退会見翌日に大崎会長・岡本社長と紳助復帰の打ち合わせを行いその場で「岡本社長に不運が降り掛かった」と明かす