神田伯山、『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争』がまるでロシアのウクライナ侵攻を描いたかのような内容になっていることに驚き「見れば見るほど…」

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2022年3月18日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『問わず語りの神田伯山』(毎週金 21:30-22:00)にて、講談師の神田伯山が、『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争』がまるでロシアのウクライナ侵攻を描いたかのような内容になっていることに驚いたと語っていた。

神田伯山:(『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争』は)2時間弱の映画なんですよ。で、見ていけば見ていくほど…色んな人がなんで賛否両論かって言うと、これどうもロシアとウクライナに見えてくるんだよ。

で、そのパピっていうのが、小さい小人なんだけど、アクセサリーみたいなのを胸にしてて。それが水色と黄色のウクライナカラーなの。で、なんか独裁者が悪い敵で、みたいな。それがそのパピの星を攻めてきて、みたいな。

まさにそのロシア-ウクライナみたいな感じに見えるんだよ。でも、これが面白いのが、2022年に今の現状を切り取ってやってるんだったらばそう見えるけど、一年前に公開しようとしたものを、延ばしてここに来てるから。そのフィクションとノンフィクションが入り混じっちゃう感じ。

で、見れば見るほど、本当にロシア-ウクライナに見えてくるんですよ。最終的にそのパピも…ここまで言っていいと思うんですけど、捕まっちゃって、みたいな。それでもって、お姉ちゃんが人質になって、パピのお姉ちゃんで、独裁者の方が「いいか」と。これでお前らパピの星にいる面々に言え、と。

もうお前らは傀儡政権になるから、みたいな。「俺の言う通りにしろ」と。これから独裁者の都合のいいような答弁をこれからしろ、みたいな。お姉ちゃん人質にとられてて。

で、みんな大統領、大統領って言ってる市民に向けて、パピが人質にとられながら言うその演説が、とっても僕の中で痺れまして。なんてことを言ってるかっていうと、要するに「人っていうのは、自分に嘘をつきながら生きてはいけないんだ」って。

で、独裁者に都合のいい言葉を言わないんですよ。で、「どんなに犠牲を払っても、僕はこれを言うんだ」みたいな。それが、とっても僕はなんかグッと痺れて。

でも、これ逆に子供たちにここまでの内容を聞かせていいのかなっていう。戦闘シーンもリアルだし。

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