2022年2月17日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(毎週木 25:00-27:00)にて、おぎやはぎの矢作兼が、アンジャッシュ・渡部建の「人間性を直していく」という児嶋一哉に反対する理由を語っていた。
矢作兼:児嶋さんも「お前のおかげで、俺もここまで一人でやってこれたって感謝はあるけど」って言ってたけど。
小木博明:うん。
矢作兼:本当にそれを思ってるんだろ。
小木博明:そう。
矢作兼:ただ、それに対する上から目線が凄かったんだろうな。
小木博明:まぁ…ね。そうだったんじゃない?
矢作兼:うん。人間性はな…
小木博明:下になりすぎちゃってるから、渡部さんが。
矢作兼:なぁ。
小木博明:そこもちょっと俺、困っちゃってるんだよね。
矢作兼:うん。「こうやってどんどん人間性がダメなところを凄く、これからは言っていく、直していく」みたいなことを言ってたじゃない。
小木博明:うん。
矢作兼:どっちかって言ったら、ろくでなし、人でなしって言ったら小木だってそうじゃない。
小木博明:うん。
矢作兼:でも小木がさ、「お前のそういうろくでなしな部分がダメなんだよ」と。
小木博明:うん。
矢作兼:何かをやって復帰する時に、まともな人間になっていく、小木が心を入れ替えて、まともな人間になっていきなさいっていうの、何が面白いんだって思うじゃん。
小木博明:うん。
矢作兼:芸人がまともになっていく姿を見て。
小木博明:うん。
矢作兼:だから、まともになる必要はないと思うんだよ、俺。
小木博明:いや、そうだよね。
矢作兼:そもそもね。
小木博明:うん。調子に乗ってくところを見たら、注意するとかっていうのも、調子に乗ってる渡部さんが大好きだから。
矢作兼:分かる。
小木博明:そこ注意しないで欲しいなって思うのよ。
矢作兼:だから、そうなんだよな。まともになっていくのを見たいんじゃなくて、ろくでなしなんだけど面白いっていうのが一番いいんだよね。
小木博明:そう、そう。一番いいの。
矢作兼:きっとね。
小木博明:うん、そうそう。
矢作兼:だから、ろくでなしな部分を面白さが超えればいいんだよな。
小木博明:伸ばしていって、そこを踏み切ればいいんだけど。
矢作兼:だから俺、性格を真人間にしていくのは反対なんだよね。
小木博明:そうなんだよね。