2021年12月28日放送のニッポン放送系のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(毎週火 25:00-27:00)にて、シンガーソングライターの星野源が、ランジャタイがM-1グランプリ2021決勝で披露した漫才を絶賛していた。
星野源：やっぱりランジャタイ。色んな方、皆さんそうだと思いますし、昨日もね、伊藤さんのエッセイが公開されて、それもなんか非常に大バズリ的な感じだったらしいですね。
それも読ませていただいて、面白かったですし。
爆笑しましたね。あとYouTube見て…なんて言うんだろう、「奇抜」なんでしょ。なんか言い方変だけど、奇抜だって言うじゃないですか。
で、M-1の中でもね、決勝の中では最下位みたいな。なんか自分は非常にあの世界観がストレートに入ってきて、本当にただただ面白くて、もう腹抱えて笑ったんですよ。「面白ぇ」って。
で、漫才終わって、音が鳴らなくて。漫才終わって、お辞儀して帰ろうとしたんだけど、終わったかどうかがわからなくて、音も鳴らなくて二人揃って振り返るまで…あそこまで台本なんじゃないのかなってぐらい(笑)
完璧…って言うかなんと言うか(笑)だから凄く面白くて。で、点数低くて。志らくさんだけが非常に高得点で(笑)その後もツイッターで物凄く熱っぽく語られてて。たしかに、落語の中でそういうキャラクターがいたりっていうのは、本当にそうだなって思ったりとか。
あとはあれですよ、非常に思い出したのが、松尾スズキさんと温水洋一さんが昔組んでた鼻と小箱ってコンビがあって。シソンヌのお二人が来た時も話したと思うんですけど、当時の演劇界隈っていうか、僕がでも高校生よりちょっと前ぐらいか。だからリアルタイムではあまり見れてなかったな、その後資料とか友達からVHS借りてとか、先輩から借りてとかして見た、冗談画報っていうのに、劇団系の人がコンビ組んで出たりとか、トリオ組んでコントやったりとか、そういうのがいっぱいあって。
演劇とお笑いの垣根みたいなのが、割とごちゃごちゃだったような頃もありまして。だからもう、シュールだったりとか、ものすごく過激だったりとか。唐突な笑いみたいなのが、自分にとっては…大人計画の人だからってのもあるかもしれないけど(笑)非常に「どストレート！」みたいな。
でも、全然知らなくて。超勉強不足、無知だったんですけど。昔からのファンはさぞ楽しかっただろうなっていう。気持ちよかっただろうなっていう。
大ウケだったし、会場も。ねぇ、分かんないけど、恐らくですけど、M-1用に変えてきたとかじゃなくて、もうきっと二人のそのまんまをドカーンって感じだったんじゃないかなっていう。そういうのをね、なんか素敵だなっていう。
