伊集院光、辻内彩野選手が友人からの誘いでパラ水泳に参戦し始めたというエピソードに感動「これを青春と言わずに何を青春って言うのか」

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2021年8月30日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、辻内彩野選手が友人からの誘いでパラ水泳に参戦し始めたというエピソードに感動したと語っていた。

伊集院光:パラ水泳、女子の水泳の辻内選手が、弱視なんです。視覚障害がある選手なんですけどね。

辻内選手にインタビューをした時に、辻内選手は小学生ぐらいの時から、どんどん自分の視力が落ちてくのが分かるんだって。最初は全然大丈夫だったのに、どんどん見えなくなると。

で、お家は水泳一家で、お父さんもお母さんも水泳のプロフェッショナルの人なんです。で、水泳はやってたんだけれども、どんどん目が悪くなっていく、と。病院に行くと、「これは一過性のものだから治りますよ」とか。もしくは、「普通に視力が低いということです」って言われてくんだけど。

自分からすると、「これはただ事じゃないじゃん」っていう。中学生ぐらいになってくと、教室の一番前の席で、黒板が見えないっていうことになってるんだけど、お医者さんの判断としては、普通に視力が弱いということだとしか言われない。

で、女子高生の時に、クラスに既に先にパラ水泳をやっていて、この人は視覚障害の部門じゃなくて、片手が欠損してるっていう状態の部門で、パラ水泳をやってる女の子がいて、JK同士でとても仲がいいから。2人である日、カラオケボックス行ったんだって。

で、あまりに自分が歌詞を見るのにモニターに近いのを見て、「どうしたの?」って言うと、「もういよいよ見えないんだよ」っていう。こんな状態なんだ私っていう話をして、そしたらその相手のパラ水泳を先にやってる子が、冗談まじりに「もしこれ以上見えないなっちゃたら、パラおいでよ」って言うんだって。

でも、この時点で普通に視力が弱いという状態の判断が出てるから、障害者手帳とかないの。で、さらに大学生になった時に、初めてお医者さんから「これは病気(黄斑ジストロフィー)です。障害者手帳がもらえます」と。

それを聞いて、辻内さんは「ホッとした」と。何だか分からないけど、ただただ自分は ただ事じゃないと思ってるのに、お医者さんは「大丈夫です」と言い続けることの気持ちの悪さとか、恐怖からするとホッとした、と。

で、障害者手帳をもらって、挑戦権を得た、と。「あの日のカラオケボックスで言われていたあの誘いを受ける、挑戦権が私にはできたんだ、と。で、彼女は今回日本新を出すんです。

その話が俺は…俺みたいなナウい人間はこれをアオハルと呼ぶのよ(笑)知らないでしょ?「青春」という字をわざと間違えて読んでアオハルなんだけどね(笑)俺の中で、これを青春と言わずに何を青春って言うのかが分からないんだけど。

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