解離する「ネット炎上」と「テレビ番組の視聴率」-過剰反応しないことの重要性

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28日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金曜日13:00-15:30)で、お笑い芸人・カンニング竹山が、炎上やネット上での批判と、テレビ番組の視聴率との関係について語っていた。

カンニング竹山、炎上やネット上での批判は視聴率と直接結びつかないと指摘「リンクしていないんだよね」

カンニング竹山:昨日、俺はちょっと仕事で見れなかったんですけど、『24時間テレビ』の視聴率、ブルゾンがゴールする時は40.5%。

吉田明世:いや、凄いですね。瞬間最高視聴率40.5%って。

カンニング竹山:とったわけでしょ。もう、みんな約半分と言っても過言ではない4割は、見ているわけですけど。データで言うとね。ネットとかで言うと、もう批判が凄いわけじゃない。

吉田明世:結構ね。

カンニング竹山:応援コメントも、めっちゃあるよ。

吉田明世:今年、いつもよりネットニュースの記事とかでも、批判的な記事が多く見られたように感じました、例年よりも。

カンニング竹山:それは、テレビだから時代の流れだと思うから、ネットとかでも結構、批判が上がってた。「どうなんだろう?」と思って、結果、蓋を開けてみると結局40%くらい視聴率をとるわけでしょ。

吉田明世:みんな見ていたんだ、という感じですよね。

カンニング竹山:うん、ということになるでしょ。だから、ということは、いつも俺はテレビとかラジオに出て思うんだけど、ネットとかのコメントと、実質のこうやって会社がとる、企業がとるようなデータって、リンクしていないんだよね。

吉田明世:いや、それはそうですね。

カンニング竹山:テレビとか出て、たとえばパンツ一丁になって走り回って、えらい話題になって。ネット見たら凄い荒れて、良くも悪くも荒れていたりして。「これは視聴率が良いぞ」と思っても、やっぱり悪かったり、全然ネットが荒れていないけど、視聴率が良かったり。

吉田明世:はい。

カンニング竹山:でも、会話するツールだと思ってるから、自分の意見が通るツールと思うから、ネットとかでいっぱい自分の意見を書き込んだりするじゃん。けど、データで全然出ないんだよね。「これ、何?」といつも思うんですけど。

この問題については、2014年01月28日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00 – 27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光もまた語っていた。

日本テレビ系のドラマ『明日、ママがいない』で、放送内容をめぐり、ネット上でも大きな騒動となった。さらには、赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」を運営する慈恵病院が「フィクションだとしても許される演出の範囲を超えている」と批判を行ったことや、全国児童養護施設協議会も「視聴者の誤解と偏見を呼び、施設で生活している子どもたちの人権を侵害しかねない」と批判していた。結果、スポンサーが降板する事態に陥っている。

伊集院光、実態のないネット炎上・批判に「賛成/反対派の実数を調査すべきだ」

伊集院光:今、「ネットで話題の」とか言うじゃないですか。でも、ネットってそうでもないんだなぁって思った瞬間があって。

『明日、ママがいない』がこんだけ大騒ぎになってるじゃん。ネットどころか、そこからスポンサーが降りたり、誰が怒ってるとか、そんな騒ぎになってるじゃないですか。

だから、視聴率が大変なことになるんじゃないかって思ったら、全然、変わらないのね。1回目も普通な数字で、そこから変わってない。この騒がれ方は、良くも悪くも炎上商法じゃないけど、ガンって上がるって思ったら、「0.5 % 下がった」みたいなことになってて。

そうするとさ、「凄い怒る人がいるから、スポンサー降ります」ってことも、よく分からないね。アレ自体の是か非か分からないけど。そこの議論は避けますけど。俺は観てるよ。あんな話になっちゃうと、観るしかないよね。観た結果、よく分からないなって思って。

こうした結果は、ネット炎上の「実態のなさ」を表す一つの事象であると思われる。あたかも「大多数の国民が批判的な意見を持っている」と錯覚してしまうため、炎上させられた側は、過剰な対応や謝罪に追われることになる。

それに対し、伊集院は以下のような対処について語っていた。

伊集院光:難しいことは分からないけど、そういうことを言ってる人と、言ってない人の数をしっかり把握しようよっていうのが1つあって。

また、カンニング竹山も同様に、ネット炎上について過剰に反応するのはやめるべきであると提言していた。

カンニング竹山、ネット炎上した際に平静を保つ方法を語る「日々、自分のことを考えてくれてるのは家族くらい」

吉田明世:(ネット上での)意見ばかりに惑わされたらいけないですよね。私もちょっと感じますけど。

カンニング竹山:うんうん、そうよ。意見に惑わされたらダメですよ。

吉田明世:「そうじゃないって思ってくれている人もいる」っていうふうに、感じないとですね。

カンニング竹山:ポイントがあるんですよ。「日々、吉田明世のことをずっと考えている人は、世の中であんたの旦那とあんたの親くらいしかいない」って。

吉田明世:はっはっはっ(笑)それは間違いないですね。

カンニング竹山:はい。

吉田明世:そうですね。

カンニング竹山:もう世の中の人は、もう一瞬一瞬、テレビを見て吉田アナどうとかこうとかと。

吉田明世:イラッとしたり。

カンニング竹山:喜んだりすると思いますけど、日々は考えていないから。日々は、みんな何を考えているかというと、自分の食うことで精一杯だから。

大衆は、よくも悪くも「熱しやすく冷めやすい」。その特性をしっかりと理解し、過剰に反応しすぎないことも大切なようだ。

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