三遊亭円楽、弟子・伊集院光の落語には「型を持ってる強さ」を感じたと語る「ちゃんと前座修業して、ニツ目になって勉強して」

スポンサーリンク
スポンサーリンク

2021年6月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、落語家・三遊亭円楽が、弟子・伊集院光の落語には「型を持ってる強さ」を感じたと語っていた。

伊集院光:「反省のポイント等、あれば…」って聞いたら、「それは明日」と。すなわち、これのことなんですけど。

三遊亭円楽:ああ。

伊集院光:ダメ出し…いや、褒めてもいいんですけど、どうでしたか?やった結果。

三遊亭円楽:いや、だから…なんて言うのかな。型を持ってる強さ。落語を知ってる人間が、落語をやってるから。初めての人間っていうのは、1年2年やったって、どうしょうもないわけよ。それがちゃんと前座修業して、ニツ目になって、ちょっと勉強して。

伊集院光:はい。

三遊亭円楽:そこから30年間、こうやってラジオやなんかで喋ってる。で、ネタもある。それが枕になるし。それから落語という形に入ってきて戻っても、パパッと上下も合ってるしね。

伊集院光:はい。

三遊亭円楽:だから、それはまぁ、合格点で言えば、優良可、ABCで言えば、Bの上。これでもっと、自分ができるようになったら、Aになっちゃうしね。

伊集院光:これで、まぁ…そうですね。月曜日の『らじおと』でもちょっと話したんですけど、とんでもない奇襲攻撃を仕掛けてきまして。舞台上で、トークショーがあるんですよ。打ち合わせ、何もなしなんですよ。

三遊亭円楽:うん。

伊集院光:そこで突然、お客さんの前で「伊集院、秋にもう一回やるだろ?」って言い出すんですよ。

三遊亭円楽:そう、そう。

伊集院光:あのやり方は師匠ながら卑怯です(笑)

三遊亭円楽:だって、言質をとるには、衆目の下の方が。

伊集院光:ふふ(笑)

三遊亭円楽:承認が多い方がさ。

伊集院光:お客さんは、それは拍手して。

三遊亭円楽:でも、その前にちゃんと言ったよ。「二匹目のドジョウはあるな」って(笑)

伊集院光:はっはっはっ(笑)

三遊亭円楽:これは二度目、騙されて来てくれるなって。

タイトルとURLをコピーしました