2021年1月11日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、シンガーソングライターのCHAGEが、ASKAの逮捕やチャゲアスから脱退があっても「何も聞かないで、ファンであり続けてくれる人々」の存在に支えられたと明かしていた。
CHAGE:何とも言えないあの世界観、『ひとり咲き』の。
伊集院光:うん。
CHAGE:あれはもうASKAの楽曲なんですけど、横で歌ってても非常に何かこう、どこにも属さない楽曲だったなと思って。
伊集院光:うん。
CHAGE:「これは面白い楽曲だなぁ」というのは、凄く覚えてますね。
伊集院光:それ凄いですね。自分の歌っている楽曲が、そう思えるって凄いことじゃないですか、いくらでも分析できるのにも関わらず。
CHAGE:そう、そう。回りにいなかったんですよ、この手のやつ。
伊集院光:へぇ。
CHAGE:だから非常にいい席が空いてましたね、そこにスポンッて入ることができて。
伊集院光:でも、そこまで一緒にいてね、で、まぁそういうアクシデントと言っていいか、出来事があって。
CHAGE:はい。
伊集院光:今度、分かれざるを得なくなるじゃないですか。
CHAGE:はい。
伊集院光:その時の、落ち込みもしくは「自分一人でこっからやる」みたいな、その感じっていうのは?
CHAGE:でも、まぁ人生ね、色んなことがあるので。当然、チャゲアスの中でも、色んなことがありましたけど。
伊集院光:うん。
CHAGE:でも、やっぱり最終的にはファンの方がやっぱり一緒になって、俺の背中を押してくれたんで。これはちょっとね、助けられましたね。
伊集院光:僕、思うんですよ。迷った時に、まず僕で言えばお喋り、ラジオ。
CHAGE:はい。
伊集院光:「僕はラジオが好きだ」とか、「僕はやっぱり、なんだかんだ言って歌が好きだ」ということと、「人が求めてくれている」っていう、この二拍子でやってけますよね、ほぼ。
CHAGE:本当、そうですよ。その時に、もう何も聞かないファンの子の姿勢が、もう凄く温かくて。
伊集院光:うん、うん。
CHAGE:この人たち、何なんだよって思って。「俺はやっぱり歌をやめちゃいかんな」と、本当にその時、思いましたね。