放送作家オークラ、『ダウンタウンのごっつええ感じ』に影響を受けて作っていた自分のネタを遥かに美しい形で芸人駆け出しの頃のバカリズムが作っていたと明かす

2020年11月25日放送のニッポン放送系のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水 27:00-28:30)にて、放送作家のオークラが、『ダウンタウンのごっつええ感じ』に影響を受けて作っていた自分のネタを遥かに美しい形で芸人駆け出しの頃のバカリズムが作っていたと明かしていた。

オークラ:僕が未だに覚えてるのは、(『ダウンタウンのごっつええ感じ』の)「匠の人」ってコントで。

佐久間宣行:はい、はい。

オークラ:「匠の人」ってタイトルだけで、何の匠かは一切分からないんです。

佐久間宣行:ああ、あったわ。

オークラ:当時、僕はモンティ・パイソン知らなかったから、シェリー・ウォークとか、ああいうタイプのコントを知らなかったんで、高校時代にそういうの見た瞬間に「なんだこれは?」って思って。

佐久間宣行:衝撃だったよね。前衛芸術だもんね。

オークラ:はい。要は、システムを作るわけです。フリとオチとかではなくて。

佐久間宣行:うん、うん。

オークラ:で、そういうものを、僕は当時、見まくって。

佐久間宣行:うん。

オークラ:自分の中では分析できたと思ったんです。

佐久間宣行:ああ。「もしかしたら、日本で、この世代で、俺が一番、松本人志と三木聡がやってることを理解している」って(笑)

オークラ:してるって思ってたんです、その時は(笑)

佐久間宣行:はっはっはっ(笑)地方の高校生が思うやつね(笑)

オークラ:思ってて、俺は(笑)

佐久間宣行:「あれ?松本のセンス分かってるの、俺だけじゃね?」みたいな(笑)

オークラ:はい。当時、僕が芸人だった頃ですけど、よく分からない棒グラフを描いて、それについて延々と説明するんですけど、それが何の会議であるか分からないとかってよくやってたんですよ。

佐久間宣行:完全な直系の(笑)影響受けまくりの(笑)

オークラ:影響受けまくり(笑)でも、そういうネタって、ボケとツッコミが違うので、「笑いどころはここですよ」ってちゃんと言わないので、正直、そんなに笑いにつながらないんです。

佐久間宣行:うん。

オークラ:正直、そんな笑いにつながらないんです。だから、みんな意外にやろうと思ってもできなかったりするんですけど。

佐久間宣行:うん。

オークラ:それを、僕が一番理解してると思ってた時に、ある時、まだ映画学校卒業した、19歳ぐらいのめちゃめちゃ可愛らしい子が、俺よりも美しくやってるんですよ(笑)

佐久間宣行:はっはっはっ(笑)2個下ぐらいで。オークラさん、21~2だから尖ってたでしょ?

オークラ:めちゃめちゃ尖ってましたね。

佐久間宣行:うん。可愛い顔をした升野さんと相方が組んだコンビが。

オークラ:はい。

佐久間宣行:理想だったんでしょ?

オークラ:理想の。たしかにあれは未だに覚えてるんですけど、「恥ずかしい大会」っていうネタで。その優勝インタビューなんですけど、「あの大会は恥ずかしかったですね」「恥ずかしかったです」「特にあの時のあれは、一番恥ずかしかったんじゃないですか?」「あれは恥ずかしかったです」っていう。

佐久間宣行:うん。

オークラ:そういうフォーマットなんですけど。それ、ウケてたかどうか分からないですけど、俺からしたら、「おお!俺よりも綺麗に作ってる!」って(笑)

佐久間宣行:「俺のやりたいこと、全部やられてる!」ってやつね(笑)

オークラ:はい(笑)それでビックリして、その日にすぐ今のバカリズムのところに行って、「分かってんね」って(笑)

佐久間宣行:はっはっはっ(笑)でも、一応、ライバル感は崩さず(笑)

オークラ:俺の方が先輩だし(笑)

佐久間宣行:うん、「負けた」って気持ちもありながら(笑)

オークラ:ありながら、「お前、分かってんな」って(笑)

佐久間宣行:はっはっはっ(笑)ショックで言うと、バナナマンを見てパフォーマンス力に絶望的な差を感じたんでしょ?まず。

オークラ:そこはもう絶望的な差を感じましたし。

佐久間宣行:うん。

オークラ:「そこは、俺のジャンルじゃない」って思ったんです。

佐久間宣行:ないと思ったんでしょ?だから、「俺はパフォーマンス力じゃなくて、システムとかそういうところであったらこの世界でもやっていける」って思ったわけでしょ?

オークラ:はい。

佐久間宣行:それで、出会ったバカリズムを見て、後輩なのに鮮やかに…(笑)

オークラ:美しく作ってるって思って(笑)

佐久間宣行:はっはっはっ(笑)

オークラ:だから、自分のこのシステム能力をもっと跳ね上げさせなければいけないと思って、バナナマンと組んだんですよ。

佐久間宣行:ああ、そうか。

オークラ:人間芝居と、僕の持っているお笑いのこの作り方。

佐久間宣行:システムと、あとはアーカイブ力というか、知っているものね。

オークラ:そう。っていうのを凄い思ってるんですけど。僕はその当時から、バカリズムは天才だと思ってて。

佐久間宣行:もちろん。



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