2020年10月11日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『安住紳一郎 日曜天国』(毎週日 10:00-11:55)にて、TBSアナウンサー・安住紳一郎が、夜中に起こる「突然の肛門の痛み」に悩んでいたところ星野源の「モニカ病」という説明に診察を受けたような気持ちになったと語っていた。
安住紳一郎:特に精神的に不安な状態が続いていたりして、あとは肉体的な疲労も重ねている時に、突然夢の狭間で、お尻がつる感じなんですよね。
中澤有美子:へぇ。
安住紳一郎:そして、非常に鈍いドーンとしたような痛みが、お尻の周り全体を支配するんですけれども。
中澤有美子:へぇ。
安住紳一郎:それで、我慢できるような、できないような。「これは、トイレに行って用を足したら落ち着くのかな」とかね。
中澤有美子:うん、うん。
安住紳一郎:腹痛の場合、大体そう思いますもんね。「でも、違うんだよなぁ…」みたいな感じですね。
中澤有美子:何分ぐらいで落ち着くんですか?
安住紳一郎:1時間半くらいですね。
中澤有美子:長いんだ、それ。
安住紳一郎:そして、深い眠りに入るとその痛みがとれるんですよね。
中澤有美子:へぇ。
安住紳一郎:だから、「早く寝よう、早く寝よう」みたいな気持ちだったりするんですけど。多分、素人考えで言うと、なんとなく肉体が勝手に少しね、「暴走しちゃってるな」みたいな、そんな感じなんですけど。
中澤有美子:そうなんですね。
安住紳一郎:私も、この症状、もしかするとね、深刻な病気なのかななんて思って、特に夜中ですのでね、自分一人なので、誰にも相談できず、なんかこう…
中澤有美子:うん、うん。不安ですよ。
安住紳一郎:うん。「これは、大きな病気の予兆なのかな…」とかね。「これ、もしかしたら延々と続くのかな…」とか思ったりとかして、心配になって。今は、スマートフォンが便利ですから。
中澤有美子:はい。
安住紳一郎:すぐ調べたりなんかして。でも、なかなか症状が出てなくて。で、そういうことが2~3回あった時ですね、3回目ぐらいに…ネットの検索も方法によって辿り着くページが違いますもんね。
中澤有美子:はい。
安住紳一郎:で、色々、検索の仕方も慣れてきて。「夜中 突然 お尻 痛い」みたいなことを、検索ワードに入れてったら、なぜか星野源さんのページに辿り着いて。
中澤有美子:ふふ(笑)
安住紳一郎:星野源さん、いらっしゃいますよね。
中澤有美子:ねぇ。
安住紳一郎:俳優・歌手・アーティスト、星野源さん。星野源さんがほぼ同じ症状で、「モニカ病」って名付けてたんですよね。
中澤有美子:ふふ(笑)
安住紳一郎:ちょうど、吉川晃司さんのヒット曲『モニカ』を吉川さんが歌う時に、ちょっとね、ロックシンガーらしく、少しお尻に力を入れて前に、つつつつ…って歩きながら歌う。
中澤有美子:ふふ(笑)
安住紳一郎:「Oh!Thanks,Thanks,Thanks…」っていう時のような感じで、痛みに耐えてるっていう。
中澤有美子:へぇ(笑)
安住紳一郎:っていうことで、「モニカ病」っていうふうに、星野さんが遊び心半分で名前を付けて。
中澤有美子:ああ。
安住紳一郎:「あっ、俺はこの症状だ」って思って。
中澤有美子:ああ。
安住紳一郎:そしたら星野さんがちゃんと、「これはカクカクシカジカの症状で、さほど大勢に影響ありません」みたいなことを書いてあって。その時にもう、本当に「先生、ありがとうございます」って気持ちになったもんね。
中澤有美子:ふふ(笑)
安住紳一郎:やっぱり、自分の症状をきちんと説明してくれる先生に見つかるまで病院ね、回ったりするじゃない。
中澤有美子:そうですね。
安住紳一郎:うん、いや本当に嬉しかったもんね、ホッとした。
中澤有美子:そうか。
安住紳一郎:人間ってのは、やっぱりキチンとその症状に名前がついてるとホッとするんだと思って。「私はモニカ病。別名・突発性肛門痛」なんて。
中澤有美子:ふふ(笑)
安住紳一郎:「大丈夫」なんつってね。