東野幸治、漫画『度胸星』で知って気になり続けていた「超ひも理論」を知るために『未来科学特捜隊』番組スタッフへ企画を提案したと明かす

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2020年9月6日配信開始となったYouTube動画『東野幸治の幻ラジオ』第65回にて、お笑い芸人・東野幸治が、漫画『度胸星』で知って気になり続けていた「超ひも理論」を知るために『未来科学特捜隊』番組スタッフへ企画を提案したと明かしていた。

東野幸治:カズレーザー、賢すぎるやろ、というお話でございますけれども。どういうことかと言いますと、朝日放送の特番してきました、ABC。これ、9月の月末ぐらいにオンエアすんのかな。関西ローカルなんですけど。

そもそもは、1年前に『未来科学特捜隊』っていうのが今回のタイトルですけど、その前が『宇宙科学特捜隊』って特番をしたんです。これ、幻ラジオで喋りましたかね。凄いアカデミックなタイトルでしょ?

これ、どういうことかと言いますと、僕がやりたいって言った企画なんです。というのも、朝日放送で毎週土曜日、午前中に『正義のミカタ』っていう、国内・国外のニュースを専門家に教えてもらうっていう番組があって。

その番組のスタッフが食事行った時に、「何かやりたい企画とかありますか?」ってなにげに訊いたんで、「あ、だったら言わせてもらいます」と。「超ひも理論を教えて欲しいんです」って話をしたんです。

聞いてる方、分からないでしょ?超ひも理論って。これ、何かと言いますと、今から20年ぐらい前なんですかね、ヤングサンデーって雑誌で、山田芳裕先生の『度胸星』って漫画があったんです。

これ、どういう漫画かって言いますと、要は宇宙飛行士を育てる漫画なんです。地球で凄い才能を集めて、火星に行かなきゃいけない。なぜ火星に行かなければいけないと言うと、漫画の最初に出てくるんですけど、火星に宇宙飛行士が行って喜んで、通信してるNASAの人も喜んで、「ヤッター!」って喜んでたら、目の前でなんか…どう言ったらエエの?箱が8つぐらいあるような物体。後に、テセラックって命名されるんですけど。

そのテセラックを調べてる内に、無残にも最初のパイロットは亡くなって、交信ができなくなった。おかしい、火星になんかあるぜって、もう一回火星に行くチームを作って、宇宙飛行士が火星に到達する。

またテセラックが出てくる。テセラックはなかなか正体が掴めない。宇宙船自体がひっくり返ってたり。テセラックが大きさ変えたり、形変えたり。何がなにやら分からない…っていうのが一方であって。

だったらっていうので、地球規模で才能ある宇宙飛行士のメンバーを集めて、選ばれたメンバーで行こうっていう漫画なんです。

そのテセラックが怖くって。テセラックって一体何なんだっていうのをずーっと引っ張ってきてるんですよ。全4巻なんです。4巻になって、テセラックとは何かって、火星に残ったある宇宙飛行士がデータを残してて。それを読んで見ると、テセラックは消えることが可能だとか。

テセラックは立体の陰を持つとか。テセラックはクルーや着陸機を裏返した。テセラックは高次元の存在であるっていう、謎めいた文言がある。これ、何かと言いますと…っていう話になったら、科学者、物理学者が超ひも理論でこのテセラックの存在っていうのは全て分かりますってなったんですよ。

「え?何なん、超ひも理論」ってなるじゃないですか。で、いよいよ『度胸星』で、その超ひも理論とは。テセラックの存在とは一体何なのか、そして主人公の日本人の男の人が選ばれて火星に飛び立つ。それで、なぜか漫画が終わってしまう。

後々分かるんですけど、ヤングサンデーの売上が悪かったり、人気がなくて、編集長が変わって、訳分からん漫画は全部打ち切りやって、まことしやかに言われてて。その一つに『度胸星』も選ばれて、結局、何か分からず終わっちゃったんです。

それがずっと頭の中にあって、「超ひも理論って何なんやろ?」って。サイエンス雑誌が駅売りで売ってて、超ひも理論っていうのがあったら買って読むけど、意味が全く分からないんです。

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