2020年7月1日配信開始となったYouTube動画『東野幸治の幻ラジオ』第46回にて、お笑い芸人・東野幸治が、『じゃりン子チエ』の第11話「金賞!チエちゃんの作文」に感動したと語っていた。
東野幸治:レギュラー放送になったやつも、YouTubeで、なんか見れて。今、DVDがそれ、売れてるんですって。
その中で、なんか父の日特集みたいなんで、テツ、働かないめちゃくちゃなテツね。それがちょっとホロッとさせるっていう回だけ集めたの、YouTubeであるんですけど。
いや、それがまたいいんですよ。ちえちゃんが作文で金賞取るっていう、第11話のなんか、いや、アニメでちょっと本当、お酒飲みながら見たら泣きそうになる。
アニメ見て泣きそうになったん、ちびまる子ちゃんの大野君と杉山君の映画以来ですよ。『大きなのっぽの古時計』の。ソロパートが声出なくて、それをフォローするっていう。あれ以来ちゃいますかね。
ちえちゃんが作文書くんです。それがね、区の賞とって、全校集めてそこで発表会するって言って、言うたらチエちゃんの家族とか久しぶりにね、仲のいい先生やとか、全員が集まって応援しにそれを聞きに行くんですよ。
で、チエが凄い嫌がってたんですけど、でもテツも喜んで行く、そしたらチエちゃんが…まぁ、テツって全く働かないし、人を殴る蹴るする、めちゃくちゃやって。もう恥ずかしいお父さんやけれども、家のホルモン焼きも全然焼いてくれへん。そんなお父さんやけれども、作文の中のテツは、「いつも一生懸命、ホルモンを焼いてくれるお父さん、大好きです」っていう…なんでしょうか、チエちゃんが憧れるお父さんのことが、つらつら、つらつら、つらつら書いてるんですよ。
で、みんながシーンってなって、居ても立っても居られなくなって、テツが体育館から校庭、一人で出てきて、引きの絵で、テツが一言、「嘘つき」って言って終わるんですよ。
これ、めちゃめちゃいいんですよ。高畑勲、凄いなぁと思って。ちょっとぜひ皆さん、見て下さい。