梅沢富美男、漫画家・石ノ森章太郎に「芝居を辞めようと思います」と若手時代に相談したら一喝されて「お前は売れるから頑張れ」と言われたと明かす

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2020年6月8日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、俳優・タレントの梅沢富美男がゲスト出演し、漫画家・石ノ森章太郎に「芝居を辞めようと思います」と若手時代に相談したら、一喝された後に「お前は売れるから頑張れ」と言われたと明かしていた。

梅沢富美男:25歳の時、亡くなった石ノ森章太郎先生。

伊集院光:はい、漫画家の。

梅沢富美男:うん、あの方が僕のこと大好きで。

伊集院光:はい。

梅沢富美男:それで俺、辞めようと思ったんですよ、25の時に。

伊集院光:はい。

梅沢富美男:だって、どんなに頑張ったって、映画見てもテレビ見ても、俺よりヘタクソな奴らがスターになってるわけじゃないですか。

伊集院光:はい、はい(笑)

梅沢富美男:「なんだコイツ、俺の方が上手いのになぁ」って思いながら。

伊集院光:どんどん拗ねていきますよね、その時期ってね(笑)

梅沢富美男:そうするとやりたくなくなって。もうこんな小さいところでやってたってしょうがないからって。で、先生に相談に行ったんですよ。

伊集院光:はい。

梅沢富美男:「僕、辞めようと思ってるんですけど」って言ったら、「どうしてだ?」って言われて。説明するの長くなるし、「壁ですかね」って言ったら、いきなり先生が「生意気なこと言ってんじゃねぇぞ、お前」って。

伊集院光:はい。

梅沢富美男:「お前みてぇな無名の役者に壁あるか」って。で、ムッとしたんですよ。

伊集院光:はい。

梅沢富美男:それはムッとするでしょ、いきなり言われれば。

伊集院光:まぁ、怒られたら、はい。

梅沢富美男:「どうしてですか?」って言ったら、「いいか?壁ってのは売れた奴が作るんだよ。俺が何を描いても、仮面ライダーばっかり描いてるんだったら、『石ノ森章太郎は壁だな』と。役者も、どんな芝居をやっても、色んな役をやっても同じような芝居しかできないのは壁なんだよ。それはお客が決めるんだ」と。

伊集院光:うん、うん。

梅沢富美男:「お前なんか、役者やってるか、やってないか分かんないだろうが。小さい劇場で、高々100人ぐらいのお客さんしか知らねぇだろ。お前がやめたって、『ああ、辞めたの?』ってその程度だよ。壁ってのは売れた人、実力をつけた人が壁を作るんだ」と。

伊集院光:うん。

梅沢富美男:「お前は売れるから頑張れ」って言われて。

伊集院光:わぁ。

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