千原ジュニア、桂文枝が桂米朝の葬儀で読み上げた感動的な弔事に疑問「繁昌亭に掲げる書を…」

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2020年3月17日放送の日本テレビ系の番組『にけつッ!!』にて、お笑い芸人・千原ジュニアが、桂文枝が桂米朝の葬儀で読み上げた感動的な弔事に疑問を感じたと語っていた。

千原ジュニア:日本人って、願掛けとか好きやん。

ケンドーコバヤシ:ああ、そうですね。

千原ジュニア:おせちにも全部意味があって、数の子は子孫繁栄、とか。コブは…とか、意味があるんでしょ?

ケンドーコバヤシ:全部に意味がある。

千原ジュニア:桂米朝師匠が亡くなられた時に、桂文枝師匠が弔事を読まれたんです。

ケンドーコバヤシ:はい。

千原ジュニア:その弔事は素晴らしい弔事で。文枝師匠が、まだ三枝師匠の時やったと思うんですけど。繁昌亭っていう寄席を作る、と。

ケンドーコバヤシ:はい。

千原ジュニア:繁昌亭に掲げる書を、米朝師匠に書いて欲しい、と。それを頼みに行ったって弔事で言ってはって。

ケンドーコバヤシ:うん。

千原ジュニア:笑うということは、薬になる。だから、「薬」という書を書かれて、それを掲げたいので、「米朝師匠、書いていただけませんか?」って頼みに行かれた、と。

ケンドーコバヤシ:うん。

千原ジュニア:で、二つ返事で「分かった、書くよ、三枝君」と。で、書いていただいて、後日とりに行ったら、「薬」という漢字を頼んだのに、「楽」っていう漢字になっていた、と。

ケンドーコバヤシ:うん。

千原ジュニア:「いや、師匠、僕が頼んだのは『薬』という漢字なのに、これ『楽』ですけど」って言ったら、その時に「いや、三枝君な、くさかんむりのついた草野球、草サッカー、草がつくのは一流じゃないっていう意味が含まれている。その繁昌亭には、一流の落語家が出るんや。だから、僕は勝手にくさかんむりとらせてもらった」って、素晴らしい言葉をもらったっていう弔事で。

ケンドーコバヤシ:うん。

千原ジュニア:素晴らしいってなってんけど、どっかで「いや…『落語』にもくさかんむりついてもうてるやん」って(笑)

ケンドーコバヤシ:やめなさい。やめなさい!

千原ジュニア:ふふ(笑)

ケンドーコバヤシ:やめなさい!

千原ジュニア:でも、これもっと深いのは、「芸」にももう、くさかんむりついてもうてる。

ケンドーコバヤシ:ついてますね。

千原ジュニア:だから、どこまで突き詰めようと、一流じゃない。終わることはないんだ、という。

ケンドーコバヤシ:言い訳の天才か。

千原ジュニア:ふふ(笑)

ケンドーコバヤシ:やめなさい!

千原ジュニア:ふふ(笑)

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