2025年9月17日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、『アメトーーク』元はがき職人芸人の回に出演を躊躇っていた理由と最終的に引き受けた理由について語っていた。
山里亮太:ジャンプでさ、はがき職人をテーマにした漫画が始まったのよ。『さむわんへるつ』っていう。これが面白いのよ。
いや、特にラジオに関わらせてもらってる人間からすると、なんか職人さんたちの「こういう気持ちなのか」っていうのとか考えると、なんか凄い…でも、ラジオとかにこうあんまり縁がない人たちって、これどう見てんのかなと思いながら。
そういう人たちも、もう多分、取り込んでて。それこそ、映画『国宝』を見て、歌舞伎を見たくなったみたいになってくんじゃないかな、ぐらい漫画自体すごく面白くて。「いいね」なんつって、廣重Pと。「面白いな、これ」って言ってたんだけど。
そのちょうど、はがき職人さんの凄さに触れる機会が最近もあって。『アメトーークCLUB』っていう、『アメトーーク』の配信版のやつがあって。それが元はがき職人芸人の回があったの。
元々、プレゼンの時、2年前にコンピューター宇宙のブティックあゆみが提案した企画が 2年経って『アメトーークCLUB』の配信だけの方でやろうってことで。それで、ゲストに僕を呼んでいただいて。蛍原さんの横で。
いや、もう正直この話来た時は、悩んだのよ。プレッシャーよ、はがき職人の人たちのところにラジオをやらしてもらってる人間として行くのが。だって、職人の人はそれぞれ色んなラジオに送ってる人たちで、どっかで「いや、お前じゃないんだよなぁ」みたいな。あったらどうしようかな、とか。
俺は元々ラジオ聞いてて、昔。送ったけども採用なんかも程遠い。はがき職人さんに憧れてたけど、全く歯が立たなかった人が、今、運よくこうやってラジオに出て。職人さんのとかね、リスナーの方が送ってくれるメールを見てるっていう人間だから。
やっぱそのレジェンドはがき職人の人たちは、やっぱ緊張しちゃうのよ。それこそ伊集院さんにお会いする時と同じように、なんかこう本当に面白い人たちの前に、「俺みたいな奴で大丈夫かな」の恐怖みたいなのがあるから。受けるかどうか迷ったんだけど。
この企画の発散者が、ブティックあゆみっていうのもあって。これが、ブティックあゆみって言うとあれなんですけど…我々からすると、「概念覆す」なんですよ、ラジオネーム。『不毛』の始まりたての頃からずっと投稿してくれてる。
その『概念覆す』で、本当、新コーナー立ち上げたら、そのコーナーはこういう風な盛り上がり方してくんだ、とかっていうのも、やっぱめちゃくちゃ数送ってくれたし。それはみんな今もずっといるリスナーもみんなそうやって。僕のラジオは本当、とにかくリスナーがなんとか山里一人でやってくために助けなきゃって言って、「コーナーをこうやって展開させてったらいい」ていうのを作ってくれて。
で、それこそれまた新しいコーナーになったりとかって、本当にみんなが作ってくれてるっていうのがあるんだけど。その『不毛』の始めたての頃にそれをやってくれた「概念覆す」が本当にこの盛り上げ方と、ある程度そのコーナーが熟成してきたら、また展開作ってくれたりとかする。
『不毛』の初期を作ってくれた、大恩義もあるわけさ。それは概念だけに限らずだけど。っていうのもあるし、その人間が一応、名前を挙げてくれてるってことで、これは断ったらそれはさすがにいかんだろうと思って、受けさせていただいて。

