2025年11月26日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、『アメトーーク』ハガキ職人芸人回がネット配信限定から地上波放送になると決まって実は内心思っていたことについて語っていた。
山里亮太：この前『アメトーーク』で放送されたね、ハガキ職人芸人に私、関わらせてもらって。蛍原さんの横にね、座らせてもらってお話を聞くというところだったんですけども。
その日がハガキ職人芸人ということでね、ブティックあゆみ、トンツカタン森本君、ザ・マミィの林田君と、ジョックロックの福本君と、ママタルトの檜原君。元ハガキ職人、伝説のハガキ職人たちと一応ラジオやってるっていうだけなんですが、私は。職人さんには助けられてる側として行く機会になったんですけど。
元々 ブティックあゆみ、というより僕らは「概念覆す」が、この企画を2年前ぐらいに『アメトーーク』でプレゼンしてくれて。で、その時も俺のことも言ってくれててっていうのもあって。で、その御縁で呼んでもらえて、凄い楽しい場所に行かせてもらったんだけど。
元々はね、これ配信だけの『アメトーーCLUB』っていうやつだけで、配信だけでやる予定だったんだけど、その収録の終盤だったかな。凄いなんかこう加地さんがアンケートにあったところ以外に、どんどん広げてくの、やっぱ蛍原さんとの阿吽の呼吸で、凄いパンパンバンって。俺が打ち合わせしてる以上のものが広がり始めてて、「なんだろう？」と思ったら、加地さんが途中で「みんなが面白いから、配信じゃなくて地上波に変える」って言ったの。
途中っていうか、最後の最後。一番カッコイイじゃん。面白すぎるっつって。それをやったのが、このさっき言ったメンバーなのよ。その本当に…いや、いつもラジオやってる上で、本当メールを送ってくれる方々、凄いなっていうのあったけど。
いやぁ、なんか「こういう思いなんだな」って、改めてラジオって凄いところだなと教えてくれるし。概念覆すが、凄い俺との思いを色々語ってくれたし。俺もハガキ職人の方、概念覆すを通して、普段思ってる、ラジオに送ってくれる皆さんの感謝も伝えられたし。
ただ、俺がねこれに行くのは本当にもう、概念が呼んでくれてるってのもあって、「恩返しで行く」って、本番でも言ったんけど。だけど、やっぱめちゃくちゃ怖くて。だってね、もう言ってもね、概念はいるけど、しまいにゃポコチン、トンツカタン森本君もいるけど。他はさ、別に俺のこと知らないじゃない。ラジオ聞いてないから。
そういうさ、凄い職人さんで自分の聞いてない人のところに行くってやっぱ緊張するじゃん、なんか。結構ラジオが好きって、思い入れのあるラジオ、「本当、ラジオってこういうところが面白いんだよな」って凄い分かってるからこそ、「ん？」って思う時は、「ん？」って思うじゃん。本編でも言ったんだけど、そのやっぱこう愛が深いからさ、ラジオって。
だから、雨さんの『べしゃりブリンッ！』が大好きだった黒沢さんが、やっぱしばらく俺にめっちゃ冷たかったとかね。「返せ」みたいになってたっていう。でも、そういう気持ちとかあるから、そういう職人さんならではの。芸人同士だったらそんなことないないけど、職人さんと1パーソナリティだったら、なんか「ここ違うんだよな」って思うこととかもありそうな気がして。
例えば俺が本番で喋ることとかも、「いや、そうじゃないんだよ」って思われそうで、なんかビクビクしてるからもう全然、フォームもなんかあんま上手いことできてないから。だから、もうブティックあゆみとか、森本君とか、林田君、福本君、檜原君に加地さんが「これ配信じゃなくて本編で行く」って言って、「うわー！」ってなってるけど、「イマイチ本調子じゃない俺、映るんだ…」ってちょっと一緒思っちゃって(笑)
「萎縮して、イマイチ持ち味が出てない俺…そうか、地上派か…」って思ってしまった自分のこの器の小ささを、概念に知られるのが怖かったのよ。始まる前とか、涙目で楽屋に来たとかしてたからさ。
なんか始まる前に概念が来て、「これなんか俺が逆に緊張しちゃったらごめんな」とか言ってんのよ、俺。「お前に呼んでもらってさ、ありがとな」みたいな。「でも、逆になんか俺、緊張しちゃいそうだわ」って、そういうこと言うやつは本当は緊張しちゃいけないのよ。「胸借りるわ。お前たちのおかげで出れるよ」っていう人は、そういうことを言って本編でも包み込むぐらい、ドンと構えてやるのよ。
イマイチだったのよ、俺(笑)イマイチだったんだよなぁ。申し訳ない、概念。打席くれたのに。ただ、レジェンドハガキ職人チームは素晴らしかった。良いの見せてもらいました。
