2025年7月16日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、最近のM-1グランプリ決勝で最下位でも悲壮感が漂わないことに苦言を呈していた。
春日俊彰:続いて、野田君でございやす。
「これ言うとダサいって言われると思うんですけど、M-1で最下位とっても、昔ほど悲想感が出ないのは、マヂカルラブリーが最下位とってから優勝したからだと思うんだよなぁ」
野田クリスタル:最近感じるんですよね。なんか最下位とっても、目が明るいなっていう。
若林正恭:ああ。
野田クリスタル:非常に感じてて。
若林正恭:なんかそうなってるよね。
野田クリスタル:なってるし、なんか周りも最下位に優しいんですよ。
若林正恭:うん。
野田クリスタル:なんか、みんな薄っすら「コイツら、優勝するかもって思ってません?」っていう。
若林正恭:ああ。
春日俊彰:来年以降ね。
若林正恭:大きくまた跳ねる可能性を、逆に感じる。
野田クリスタル:いや、それはちょっと良くないなぁって思いますよね。
春日俊彰:え?よくない?
野田クリスタル:いや、最下位は最下位でないと。
若林正恭: ああ、なるほど。
野田クリスタル:本当に、とんでもなく凹んでもらいたいです、やっぱ。
若林正恭:ああ。
芝大輔:ちゃんと食らって。
野田クリスタル:本当、僕らは食らったんですよ。2017年で最下位とった時。もう、このまま俺、もう漫才できねぇんじゃないかっていう。
若林正恭:へぇ。
野田クリスタル:そっから3年後に、優勝したんですけども。
若林正恭:ねぇ。
野田クリスタル:そっから、最下位とった時の立ち回りが良かった、みたいな。トークで。ニューヨークとかもそうだし、傷ない状態でM-1終われて。
若林正恭:うん。
野田クリスタル:それってM-1なのかなぁっていう。
若林正恭:ふふ(笑)あ、なんなら次の日ぐらいから、バラエティでイジってもらえるもんね。
野田クリスタル:イジっちゃいけないんですよね。「お前ら、最下位だったろ」みたいな。
若林正恭:1年もつもんね。
野田クリスタル:なるんですけども。昔のやっぱ、怖かった頃のM-1あるじゃないですか、雰囲気。
若林正恭:うん。
野田クリスタル:雰囲気怖かった時代の最下位なんてもう、見れたもんじゃなかったでしょ。
若林正恭:正直ね、今とは全然違う。
野田クリスタル:可哀想すぎた。
若林正恭:それが、マジカルラブリー以前、以後なの?マヂカルラブリーからなの?
野田クリスタル:マヂカルラブリーからですね。
若林正恭:ふふ(笑)

