2025年6月22日配信開始のYouTube動画『焚き火で語る。』にて、お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルが、M-1グランプリで優勝して「感動する条件が揃いまくっている」にも関わらず感動できなかった理由について語っていた。
野田クリスタル:マヂカルラブリー、どっちも同じこと言うんだけども。M-1優勝した瞬間、どっちも「はぁ…忙しくなるのか」って思ったっていう。
友田オレ:ふふ(笑)大分、冷静な二人(笑)
野田クリスタル:それこそ、感動する条件揃いまくってるじゃん。
友田オレ:そうですよね。
野田クリスタル:だって一回、最下位とって。
友田オレ:はい。
野田クリスタル:そもそもだって、お笑い始めた15~6の時にM-1が始まって、そっからずっと挑戦してんのよ、M-1って。ずっとM-1と戦い続けて、ずっとM-1戦士として。
友田オレ:そのイメージです。
野田クリスタル:その中で、17年で最下位とって絶望的だったけども、20年で優勝した。
友田オレ:はい。
野田クリスタル:もう絶対感動してぇじゃん。
友田オレ:はい。
野田クリスタル:でも、やっぱしなかったわ。
友田オレ:ええ?
野田クリスタル:同じ。やっぱ先のこと考えちゃった。
友田オレ:そうなんですよ。
野田クリスタル:「いろんな仕事来るんだろうなぁ…」って(笑)
友田オレ:ああ。何なんですかね?人間ってこう…なんかもったいないですよね。
野田クリスタル:もったいない。
友田オレ:一個一個、感動すればいいのに。
野田クリスタル:なんでだろう。こんなに良いことがあると、逆に不安になるみたいな現象なのかな?
友田オレ:かもしれないですね。制御してる、みたいな。
野田クリスタル:制御しちゃうのかな、勝手に。「痛い目遭いそう」って思っちゃうかも。喜びすぎたら。
友田オレ:「調子に乗ったらまずいぞ」っていう。
野田クリスタル:そうそう。と思って、勝手にそういう思想があるわけじゃなく、勝手に本能的にセーブしてる感じはあるから。
友田オレ:うん。
野田クリスタル:別に俺、芸歴とか費やした時間とか関係ないと思う。

