2025年6月4日放送のニッポン放送系のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水 27:00-28:30)にて、テレビプロデューサーの佐久間宣行が、小沢健二と日比谷音楽祭2025の直前に挨拶をしに行ったら「佐久間さんに、聞いて欲しい話があるんですよ」と言われたと明かしていた。
佐久間宣行:小沢健二さんに、ちょっとだけご挨拶してもすぐライブ会場行こうと思ってて、差し入れ持ってね。
で、小沢さんが来てくださったら、小沢さんが急にガツっとハグしてくれて。これは、前回は片手のハグだったんですけど、今回両手のハグいただいた後、「楽しみです。今回、お誘いいただいてありがとうございます」って言ったら、「ちょっとね、佐久間さんに聞いてほしい話があるんですよ」って。
「なんすか?」っつったら、面白かった番組の話とか、そのぐらいの話かなと思ったら、「僕、日比谷公園でライブやるじゃないですか。でね、日比谷公園のことがっつり調べたら、めちゃくちゃ面白いんですよ、日比谷公園の歴史って」って。
日比谷公園の歴史を、「日本の文化とめちゃくちゃ密接に繋がってるんです」っていう話を小沢さんが急に話し始めたのね。「何なんだ?急にだ」って思って。いろんな方がいるんだけど、俺と鈴木の前で、「ちょっとこれ聞いてくださいよ、ちょっと長くなっちゃうかもしんないですけど」っつって。
日比谷公園は元々、アメリカと戦争があったりして。で、海外の文化が入ってくる時に、アメリカと日本で話し合って作った、「文化のショールームみたいな場所だったんですよ」って。ファッションとか、生活様式とか洋食とか。そういうのが全部、日比谷公園から始まってる。ここで見たら、みんな日本人憧れるような場所だったんです、みたいなところから始まって。
「歴史と文化の縦軸と横軸、最初の一歩に日比谷公園があった」っていうめちゃくちゃ 面白い話を15分ぐらいしてくれたんですよ(笑)「え?俺、小沢健二15分ぐらい独占しながらこんな面白い歴史の話聞いてんの?いいの?」と思って。それ、全部聞いてて。で、ちらって見たら、鈴木が「え?これどういうことですか?」って俺のこと見てんの。
「佐久間さん、小沢さんとこんなに仲良かったんですか?」って見てんだけど、俺も思ってんのよ。俺、武道館で1回30秒だけ挨拶しただけだから(笑)いつの間にか時空を飛び越えて俺、親友の世界線に(笑)
他にも人いっぱいいるんだよ。他にも人いっぱいいるんだけど、急に小沢さんがなんかその日比谷公園の話をしっかり15分ぐらいしてくれて(笑)「俺、旧知の仲だったっけな?」って(笑)
「話したいことあるんですよ」っつって。で、15分ぐらい話して。「佐久間さん、これ面白いでしょ?」「いや、面白いっすね」「佐久間さん、今ハマってることなんですか?」って(笑)
「え?!」と思って(笑)ゲストトーク、俺のターンが来るの?小沢健二から、と思って(笑)「俺がハマってること、小沢健二に話す時間が来るの?」と思って。「GQuuuuuuXの話をしてもアレだしな」って(笑)
最近気になってるSNSのプレゼンスの話と、潮流の話とみたいな。これ、YouTubeの会議とかでも話してた、気になってることを話したら、「それ面白いですね」みたいなことを話しながら。そして開演時間が迫ってきて。
俺は他のライブもちょっと見たかったから、「先に僕は野音行きます」って。鈴木と2人でその楽屋出てから野音に向かってたら、その後輩の鈴木が「あれ、夢だったんすか?めちゃくちゃ喋ってくれましたよね」っつって。
「私はもちろん小沢さんがいたけど、佐久間さんだけしか見れなかったですけど、オタクなんで」って。「近場で見ると、目が焼けちゃうんで」って(笑)「分かる、その気持ちは分かるぞ」っつって(笑)

