2025年1月20日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、パリ五輪のメダルが劣化で相次いで「返送・交換依頼」がなされていることで河村たかし元市長の炎上騒動について改めて思うことについて語っていた。
伊集院光:今年も名古屋、お世話になっててさ。早朝の生番組の『あさドレ』っていうのに、夜、最終の新幹線で行って出て。で、また戻ってくるみたいなのをやってんだけど。
この間、新年の1回目出してもらってて。で、ニュースのコーナーあるから聞いてたらさ、そこになんか思ったことをポロッポロッて言うような仕事なんだけど。
ニュースで、この間のオリンピックのメダルがヤバイっていう。金・銀・銅で、特に銅メダルがもう劣化が激しいって。だって、まだ1年経ってないってことだよね。なのに、ボロボロになってくらしいんだよね。
で、ニュースによると返品っていうか、返品・交換が相次いで、返されてる、と。どんどん返却されて、「俺のボロボロになっちゃったから」っつって、返されてるらしい。で、「返してどうすんだろう?」って思ったら、俺は当然メッキをし直したりとか、そういうなんか腐食を防ぐようなのをつけて渡そうかと思ったら、あれ交換っつってたよね。
「交換するってどういうこと?」って。で、思ったのが、ボロボロになっちゃってるらしいの、なんか中の金属とか剥き出しになっちゃってるらしいわけ。剥がれたりとかしてるらしいんだけど。
いたな、なんか他人のメダル勝手に噛んで、すげぇ怒られた奴いたなと思って。「毒じゃねぇの?」と思いながら。「もう噛まない方がいいよ」と思いながら。それを言おうと思った時に、「あ、ここ名古屋だ」って急に(笑)
あれ、どういう気持ちなのっていう。金メダルを取るじゃないですか。河村たかしさんが噛んじゃったの、誰のやつだか忘れちゃったけど、噛んじゃって。で、交換してもらったんだよね、そのメダリストの人。
交換してもらったんだけど、なんかあの時にみんな言われたのが、俺も思ったのは、「交換すりゃいいってもんじゃねぇだろ」みたいな。あの表彰台で観客の中で、もらったやつじゃもうこれはないからっていう。
噛んじゃったやつは、替えちゃったらなくなっちゃうから、もう取り返しのつかないことをやったんだ、みたいな論調だったと僕は記憶してるんだけれども。「え?替えんの?」っていう(笑)
さらにコーティングをして、ボロボロだったことも含めて面白いっていうか、思い出の1個にするみたいのは分かる。これ以上、どんどんボロボロにっていうか、緑青が湧いていくみたいな状態になってくると、うっかりまた川村さんが噛んだ時、緑青だからもう噛まねぇだろ、ダメなんじゃねえのっていう、このフル尺のやつをずっと考えたけど、「あっ、ここ名古屋だ」っつって(笑)「名古屋で言う話でもない」って。