2022年8月1日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、リメイク版『ライブ・ア・ライブ』は1994年当時に出会っていたら意欲作で「凄いワクワクしたと思う」と語っていた。
伊集院光：会社から送ってもらったんで、『ライブ・ア・ライブ』を始めたの…『ライブ・ア・ライブ』っていうのは、何歳ぐらいかな。20年じゃきかないね。25～6年ぐらい前に出たゲームで。
ニッポン放送と揉めてたか、揉めてないか微妙ぐらいのか(笑)ごめん、そういうトークショーをやったばかりだからか(笑)年表が全部そこについてっちゃうんですけど。
94年に出たゲーム、スーファミだよね。スーファミの全能力をつぎ込んだ感じのロールプレイングゲームだったんだけど。それが何百万本と売れてなかったと思う。ゲームが凄い好きな人は、「面白い、面白い。あれはいいよ」って言ってたから、こうやってリメイクになってるんだけど。
そこまで…ファイナルファンタジーとかドラクエみたいに売れたゲームではないと思うんだけど。当時の技術を全部ぶっこんだゲームで。俺やってないんだ、その頃。
ファイナルファンタジー、ドラクエ、マザーとかも出てんだよね。要するに、ロールプレイングゲームっていうのは、ありとあらゆるものが出て。もう次から次へと新作が出てる頃の名作、『ライブ・ア・ライブ』。
で、これを俺初めて、リメイク版がSwitchで出たよっていうのもらって、初めて2022年にリメイク版をやっているんだけど。不思議な感覚。これを俺、1994年にやってたらすげぇ喜んでたろうなぁっていう。
なんかね、7人か8人の最初、始める人を選べるの。7人か8人のキャラクターのどれから選んでもよくて。その全員のキャラクターデザインをやってるイラストレーター、漫画家が全員別なの。
で、そのステージも全部別なの。宇宙編とか、幕末編とか、功夫編とか全部別なの。で、始めてまだ3つぐらいしかやってないんだけど、始めて驚いたのは、その3つのゲーム性が違うんだよね。
一つは、ストーリーを進めるアドベンチャーにかなり寄ってるRPGで。もう一個は、当時流行ってたストリートファイター2とかの格闘技にかなり寄ってるRPGで。もう一個は、原始人が肉を集めてくる、みたいな。
ストーリーどころか、一応はRPGなんだけど、寄ってるところが全然違くて。一個は、ステルスアクションなんて言葉はなかったけど、絶対に勝てない敵から逃げ回るみたいなことがメインのRPGで。
どうやらこれが話が集結していくっていうものらしいんだけど。かなり斬新で、凄い意欲作なの。ありとあらゆるゲームを一本にまとめて、一個人していこうみたいなことなんだよ。
ことなんだけど、やっぱりゲームとしては古いんだ。かなりSwitchにしたおかげで、不親切なところはカバーしたりしてるんだけど。ゲームのテンポみたいなものが凄い古いし。「昔使われてたんだろうな、このゲームギャグ」みたいなこととかのニオイが凄いするんだ。
だから、謎の…多分、俺が1994年にこのゲームに出会ってたら、凄いワクワクしたと思う。だから、その当時のゲームのパロディや、その当時のゲームの裏みたいな。格闘ゲームの世界をRPGにしたらこういう感じになるんじゃないの、みたいのとか。アドベンチャーゲームの世界をこうしたらこうなるんじゃないのっていう、新しいものを作ろうという提示を凄いしてて。
分かりやすく言うと、1994年に俺がこのゲームに出てたら、「これ、2000年のゲームだよ」って思ったと思う。でも、2000年って22年前じゃん。「古っ…」っていうか(笑)変な感じ。やってて、あの当時のゲームってこういう感じで、俺はこういう感じのものをあの当時、求めてたと思うっていう。でも、さすがにこのテンポはさすがに遅いっていう(笑)
