2024年4月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、水原一平が大谷翔平の銀行口座から預金を窃盗できるか否かの議論で疑念を持つことがなかった理由について語っていた。
伊集院光:僕は水原通訳には、元々興味がないんですよ。野球をやるにおいて、その彼がナイスガイだろうが、ナイスキャラだろうが興味がないから、水原通訳に注目をして、野球を見たことがないんだけど。
水原通訳と、大谷選手のコンビみたいものを、「持ち上げに持ち上げまくったのは誰?」っていう話だし。なんか一説には、道徳の副読本に出る予定があった、みたいなことまで含めると、ちょっと震えるよね。
いい人って誰かが舵を切った時に、一気にいい人になって。で、「大谷選手が絡んでなきゃいいなぁ」っていう話をするだけで重罪ってなってくると、もう1度いい人になったものは、限りなく進んでくっていうことでしょ。
なんか凄いなぁと思って。で、水原通訳が今、勝手に下ろしてるっていうことに対して、疑念を挟む人がいっぱいいた。で、僕はそこに疑念がなかったのは、だって僕のクレジットカードの番号、河野君知ってるし、「下ろしてきて」って言えば分かるし。
それからあと、もっと言えば僕、「どこの誰なの?お前は」っていう状態で、ウチの師匠のクレジットカードの番号、知ってたしね。で、ウチの師匠が「おつかい行ってこい」って。だって、入門して1週間目に「おつかい行ってこい」っつって、100万円俺、おろしに行かされてるからね。
で、今、思うと…兄弟子も行かされたって。兄弟子も入って1週間目ぐらいに行かされたっつってたから、もしかしたらテストなのかもしれない。初めてのおつかいみたいに、すれ違った人たち(笑)上野の周りですれ違った人たちは、もう俺をずっと監視してる可能性はあるんだけど、行ってたし。
逆に言うと今、新しく構成スタッフが変わってから、割とお金を、現金を下ろす用事がないから、自分の手元でスマホでやればいいことだから、「ちょっとお金下ろしてきて」っていう件はなくなってるだけで、別にそういうことは信頼関係の中であったから、だからそういう信頼関係が世の中に存在するっていうのは、それほど疑ってないの。
それよりは、俺の弟子の頃よりは、セキュリティのシステムとか、いっぱいできてはいるだろうけど、そこに関しては1回も、疑ったことは俺はなかったんだけど。