伊集院光、水原一平が通訳という特殊な立場から大谷翔平を籠絡していたことに「ゾッとするね」

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2024年4月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、水原一平が通訳という特殊な立場から大谷翔平を籠絡していたことに「ゾッとするね」などと語っていた。

伊集院光:通訳っていう立場の特殊さ、みたいのをちょっと途中で感じて。その議論をしてる時に、水原通訳が「通訳だ」っていうことを、ちょっと俺、その特殊性を考えてなかったかなっていう。

なんか、昔習った小話で、アメリカのマフィアの金を横領した下っ端がいて。で、その下っ端が別の言語を喋るメキシコだったかなんかの、物凄い訛ってる奴で、で、親分が怒って通訳を連れて、そいつのところへ行く、と。

横領した奴のところへ行って、「てめぇ、俺から横領した金、どこに隠してんだ?白状しろ」っていう。通訳を通して、「うるせぇ。俺は死ぬ気でやったんだから白状しねぇ」って言い返す。

で、「俺は本気だぞ。金なんか戻ってこなくなっていいんだ。メンツの問題だ。早くお前、隠し場所を言え」っつったら、「冗談じゃねぇ、殺せるもんなら殺してみろこの豚野郎」って言い返してくんだって。

で、最終的にその親分がカーってなって、金を横領した奴を撃ち殺した後で、通訳が隠し場所にお金をとりに行くっていう。要は、通訳をしてない。こいつは通訳してないっていう小話なのね。

で、もっと柔らかいので言うと、俺がかつてのラジオCMで1番酷かったラジオCMの代表って呼んでるのが、ブルース・ウィリスがジョージアのCMを、そのテレビでやってる時に、多分ネットとか探すと出てくると思うんだけど。真正面でブルース・ウィリスがいて、缶コーヒー持ってて。「おう、ブルース・ウィリスだ」っつって喋り出して、「◯◯が当たるよーん」なんていうCMがあんだけど(笑)

それを、ラジオがそのまま流してんのね(笑)だから、もう映像ないのに、「おう、ブルース・ウィリスだ」って、誰だよお前っていう(笑)その吹き替えをしてる知らねぇ奴がコーヒーをお勧めしてるCMなんだけど、なんか漠然とみんな「まぁ、そうなんだな…」っていう感じね。

他にも、大山のぶ代さんと仕事行くとさ、大山のぶ代さんがちょいちょい、ドラえもんとして喋るんだよ、なんか。「ボク、ドラえもんです」って言っちゃうの。ご当地の食べ物とかをさ、凄い褒めちゃうんだけどさ、ドラえもんは褒めてないじゃない(笑)のぶ代が褒めてることなんだけど。

その辺はなんか一蓮托生とか、一心同体というかなっていて、よく分からないっていうことになった時に、たしかにこの通訳っていう特殊性のある仕事の人が、なんか割とこうその信頼関係を勝ち得ちゃうと、ちょっと難しそうに見えることも、全然できちゃうんだ、みたいのはゾッとするね。

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