2023年12月20日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、アンジャッシュ・渡部建の全く錆びついていない「全部、拍手笑い」が来るような漫談の数々に衝撃を受けたと語っていた。
山里亮太:(ライブ「東野幸治vs山里亮太」で)今回、何を出してくるか分かんないって中で、まぁ東野さんが…今回、まぁ言い方なんて言ったらいいのか、「召喚獣」という言い方がいいのかな。
まぁ、打席は1個1個あるから、その打席をどう使うか自由なの。で、今回は東野さんが一打席使って、ゲストを呼んでて。その人が凄かったな。エグい…その人っていうのは、渡部さんなのよ、アンジャッシュの。
お客さんは全く知らない。だから、俺、あの時…舞台上ではずっといるのよ、お互い。ずっと舞台上で喋る時見てるんだけど。で、俺がある程度、喋り終わった。そしたら東野さんがバっとセンターマイクの方へ来て、俺のやってることちょっと受けて。
で、「私はちょっとこの方に話を聞きたいと思いす」って言って、「どうぞ」っていう。まぁ、会場はザワつく。「今回、誰か来るんだ」っていうまず驚き。ざわざわする。で、スーッと歩いてくるだけ。俺の座ってる側の方から来て、舞台袖でもう見えてるわけよ、シルエットで。
「あ、渡部さんだ」って、久しぶりに会うし、俺も。バーって入ってきて、で、俺は入ってきたらいきなりもう、「うわーっ!」てなるかと思ったの。そしたら、みんな来るって思ってないし、渡部さんに会えるって、なんかもうどっかで、あの日以来もう会えない人として、みんな思ってた渡部さん。
で、バーって出てきて、俺はドーンッてなるかと思ったら、「誰だ?誰だ?」ってなって、で、前列の人から徐々に気づき始めるわけ。「え…?え…?ええ?!」って。で、ズゴゴゴゴッて。みんなが分かった瞬間に、本当に月並みな表現だけど、もう割れるっていうの?会場が。大拍手と「ギューッ!」ってなって。
だから、なんて言うんだろな。ユニコーン来た、みたいな感じ。伝説の生き物が来たぞ、みたいな。それがもう凄いのよ。センターマイクの前にストンと立って、一挨拶してまずドカーンって。それをずっと、東野さんがニヤニヤ、ニヤニヤ。
そっから言ったらもう、お話してくれんの。でも、俺たちが聞きたいあの時の話じゃなく、それ以外の持ってる漫談があってね、で、東野さんはそれを所望してる、と。だから、言ったら「あの時どうだったの?」とかじゃないの。
もう今持ってる渡部さんの漫談のやつをやってもらったんだけど。それが、いやこの人どれぐらい休んでたんだ?結局って。結構、何年単位で休んでたじゃん。
いや、バリバリ現役。信じらんないぐらい。もう全拍手笑い。震えるような、もう凄かったんだよ。で、東野さんはやっぱ言ってたけど、ビンビンになって、た。座って見てたけど、ビンビンだった。
そのまま、もう何十分間かウケまくって、「ありがとうございました」って帰っていった時に…で、そのまま帰られたんだけど、「凄いなぁ」って話になって。