2023年6月26日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、平成ノブシコブシのテレ東番組『草刈らせてもらえませんか?』が好きで見てしまう理由について語っていた。
伊集院光:最近見て、気に入ったテレ東の番組。テレ東の番組2つあって。1個はね、ついこの間、第2弾があって。第1弾の時も偶然見たんだけど。
なんか、平成ノブシコムシの2人が…徳井君と吉村君が。もうテレ東らしい番組なんだよね。もう1点突破でやってやろうっていう。草刈機ってあんじゃん。草刈機なんだけど、なんか常用の草刈り機があって、で、その草刈り機なんだけど、カート型で。そのカートに乗って、乗り回すとその下にデカい歯がついてるから、雑草でボーボーのところが刈り込まれていくっていう。
だけど、それの凄いのは多分、小型特殊かなんかの規格がちゃんとついてて、小型特殊のナンバーが取れる、と。だから、草刈りが終わったら普通の公道を走って移動できるのね。制限速度はえらく低い、多分20kmとかしかダメだけどっていうやつを、2人が乗ってて。
で、1回目は沖縄だったかな。2回目はどっか北関東だった気がするんだけど。場所は僕の中では凄く重要なことではなくて。スタート地点があって、で、草が生えてる土地を見つけたら、その土地の持ち主の人とその場で交渉して、「無料でこの雑草を刈らせてください」って言って。
で、2人がかりで刈って。1回目の時はそっちの方が俺は好きだったんだけど、刈った面積に従って、次、移動できる距離が決まって。その次移動するまでの間のところで、また雑草のあるところを見つけて、で、その草を刈っていくっていう。
もう多分、「なんか最近、公道乗っていい草刈り機あるらしいですね」だけでできた企画だと思うんだけど(笑)
で、おそらく草刈るのはお金もかかるし、手間もかかるから。「中には、やってくださいっていう人も、まぁまぁいんじゃね?」くらいで始まったやつっぽいんだけど。それが好きでさ。
なんかその意味もなく気持ちいいんだよな、早回しで草ボーボーのその土地が、2台のそのカート走っていくと、早回しで綺麗に草が刈られていくっていうこと自体が、少し楽しいんだよね。
それだけ(笑)それだけの番組、めちゃくちゃ面白くて。