2023年5月13日放送のテレビ東京の番組『ゴッドタン』にて、お笑い芸人・吉住が、番組ADが働き方改革で残業できず「本来ならテレビマンがやるべき下調べ」のような仕事を「賃金の安い若手芸人がさせられている」と指摘していた。
吉住:私が気づいちゃった事実は、こちらです。「若手芸人発掘番組の中で、本当に若手を発掘する気があるの2割しかない」。
矢作兼:ああ…そうなの?
吉住:「若手芸人が○○してみました」とか、「若手芸人が○○調べてみました」みたいな番組が結構あったりすると思うんですけど。
小木博明:ああ、はいはい。
吉住:昨今、働き方改革によって、ADさんがあんまり残業できなくなってるんですよ。
矢作兼:うん。
吉住:っていうことは、本来ならテレビマンがやるべき下調べみたいなことを、賃金の安い若手芸人がさせられてるんですよ。
劇団ひとり:おお!
小木博明:それだ。
矢作兼:うん。
吉住:で、結構平気で時間をめちゃくちゃ押さえられて。若手はバイトもできないんですよ。
小木博明:はい、はい。
吉住:で、もうギャラがめちゃくちゃ安いんですね。
矢作兼:ああ。
吉住:だからちょっと正直、これは視聴者の方にお伝えしたいんですけど、若手芸人を救えるのは、あなたたちだけです。
矢作兼:はっはっはっ(笑)
吉住:よろしくお願いします。
劇団ひとり:いや、これはそうだね。
吉住:はい。正直、売れてない芸人だと、あんまりテレビ出たことない子とかだと、「もしかして、この番組で売れるんじゃないか」って希望を持って、一生懸命頑張るんですよ。
矢作兼:なるほど。
吉住:でも、そういう番組に限って、若手をそんな雑に扱ってるから、上手に映すことができないんですよ。
矢作兼:面白く見えるようにやってくれてないんだ。
吉住:やれない、やれない。仕事できないんだから。
矢作兼:はっはっはっ(笑)そうかぁ(笑)
小木博明:そうだなぁ。
矢作兼:言われてみればそうだな。
吉住:はい。めちゃくちゃ悔しい、本当に。
劇団ひとり:いや、でもよく気づいたわ、それ。
吉住:「だからテレビ嫌いなんだよ」って思っちゃいました。
劇団ひとり:ふふ(笑)
矢作兼:でも、たしかにそれはヒドイね。