2023年4月5日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、加藤浩次が『スッキリ』最終回のエンディングで言い放った「当たり前じゃねぇからな」は「全てを回収した」と思う理由について語っていた。
山里亮太:加藤さんが最後、言ってもあの、代表的なギャグみたいになっちゃったけど。「17年間やり続けること、当たり前じゃねぇからな」で終わんのよ。
それがもう素敵でさ。言っても全てを回収したというか。元々、『スッキリ』が始まってすぐぐらいに。山さんのことがあって。いきなり加藤さんはもう…今でもネットでも拾えちゃうような、泣きながら謝罪するってことから始まって。
で、山さんが活動できなくなった、と。で、その山さんが戻ってくるまで頑張るって、加藤さんは『スッキリ』…本当は、元々最初決まった時は、「1年で終わっても面白ぇだろ」と。「俺みたいなもんが、朝の情報番組なんかできるわけねぇんだから」みたいな感じで始まって。
その言ったら乱暴なまでの、加藤浩次を凄く残して、「好き放題やって終わるよ」みたいな感じの加藤浩次だったはずが、山さんが帰ってくるまで、「俺が極楽とんぼを守るんだ」ってことで、そのことでまず、このデッカイ城。『めちゃイケ』以外のもう一個の城として、加藤浩次ここにいる、と。
ってことは、「山本さんもいるぞ」って言うののために、『スッキリ』を頑張り続けてったわけじゃない。そしたら、山さんも帰ってきて。挙げ句、結婚して。その結婚の時も…まず、復帰の時のセリフだからね。『めちゃイケ』にテレビ、久しぶりに出る時の。
あれは怒りに任せた「当たり前じゃねぇからな」で、山さんにぶつけた。それが結婚で、優しい慈愛に満ちた、微笑み、包み込むような「当たり前じゃねぇからな」になって。
で、山さん戻って、極楽とんぼとしても、ちょっとずつ活動が始まって。最後、山さんも戻って、極楽とんぼで楽しいことをできるようになった。で、皆さんの朝をスッキリさせる、その役割を果たした。
その最後の最後で、「こんなことできるの、当たり前じゃねぇからな」っていうこの格好良さ。「当たり前じゃねぇからな」でバーンと終わるんだけど、その後も鳴り止まない拍手が続いて。何百人と拍手してて。