2022年11月12日放送のFM OSAKAの番組『TENGA presents Midnight World Cafe~TENGA 茶屋~』(毎週土 25:30 – 26:30)にて、セクシー女優の紗倉まなが、AV新法が招いた出演者や制作サイドへの混乱について語っていた。
ケンドーコバヤシ:AVへの出演を、強要される被害を防ぐための法律?
紗倉まな:あ、そうです。今年6月とか、それぐらいですかね、急に法案が持ち上がって。
ケンドーコバヤシ:なんか話題になってたね。
紗倉まな:はい、そうなんですよ。前々から「なんか来るぞ」的な予感はあったんですけども。
ケンドーコバヤシ:来るぞ、来るぞ、来るぞ(笑)
紗倉まな:みたいな(笑)で、もう来まして、急に。
ケンドーコバヤシ:はい、はい。
紗倉まな:で、結構早急に作られてしまった法案なんで。
ケンドーコバヤシ:サラサラサラッと通ったんや。
紗倉まな:そうなんですよ。ちょっとまぁ、杜撰な部分ももちろんあって。
ケンドーコバヤシ:うん。
紗倉まな:この大枠としては、元々その女優さんを守るための法律として作られたものなんですけど。
ケンドーコバヤシ:うん。
紗倉まな:いわゆる悪質なスカウトだったりだとか、強要問題だったり、現場に行ったらノーと言えない状況とか。まぁそういう劣悪な環境を正したいっていう思いが詰まった法案ではあったものの、実際、蓋を開けてみると、全然その当事者の声も聞かずに作られてしまった法案だったので。
ケンドーコバヤシ:うん。
紗倉まな:困るメーカーさんとかが続出したりとか。
ケンドーコバヤシ:そういうのよく聞いた。「撮影が止まった」とか。
紗倉まな:そうです、そうです。
たかのり:ツイッターで、「AV新法のおかげで、今月収入がゼロです」って、あれどういう?
紗倉まな:あれはですね、今回の法案が撮影前に契約をしなくちゃいけないってことで、1ヶ月前に契約をしなくちゃいけないっていうのが、まず新しく作られたんですよ。
たかのり:ほう、ほう。
紗倉まな:で、もう一つが、撮影を終了してから、公開するまでに4ヶ月あけなくちゃいけないっていう。
ケンドーコバヤシ:ああ。
紗倉まな:要するに、その期間の制約っていうのがこれまでなかったんですけども。
ケンドーコバヤシ:半年ぐらいは販売できない、と。
紗倉まな:そうなんです。要するに、これまで予定通りに本当は進むはずだった現場が、いざこの法案が急にできちゃったんで、そうなるとじゃあ組んでた現場も1ヶ月前の契約のものじゃないとダメだから、組み直そうでバラしだったりだったりとか。
ケンドーコバヤシ:ああ。
紗倉まな:あと、要は企画の内容に関しては、ナンパものとかもね、要はこういう法律をもとに作ってる企画だからってことで、見る人もそれ分かってみるわけじゃないですか。
ケンドーコバヤシ:うん。
紗倉まな:だから、そういう企画自体ちょっともう今できないね、とか。
ケンドーコバヤシ:山内が好きなナンパもの。
紗倉まな:はっはっはっ(笑)そうなんですか(笑)
ケンドーコバヤシ:ただでさえコロナ禍で大変な時に。
紗倉まな:そうです、そうです。
ケンドーコバヤシ:流れて、生活ができない、みたいな。
紗倉まな:そうですね。私とかは月に1回とかしか撮影しないで、そこまで支障はないんですけど、毎日現場を入れてる女優さんとかは、色んなメーカーさん回って、たくさん本数撮られてる方とかは、全部契約書とりなおさなきゃいけないっていうのと、それを全部1ヶ月前からやらなきゃいけないってことと。
たかのり:うわぁ。
紗倉まな:撮ってる作品を4ヶ月後にしかリリースできないので、色々と時期がどんどんズレてってしまっているっていう。
ケンドーコバヤシ:これはもう、あのプールも濁るで。
紗倉まな:濁りますね(笑)
ケンドーコバヤシ:あのプールな。
紗倉まな:例のプールですね。