2022年3月4日放送のABCラジオの番組『東野幸治のホンモノラジオ』(毎週金25:00-26:00)にて、お笑い芸人・東野幸治が、フジテレビ『NG大賞』は大人気ドラマの「苦肉の策」から生まれたと明かしていた。
東野幸治:NG大賞って知ってます?子供の時にあった、フジテレビのNG大賞。それって実は、『翔んだカップル』の30分ドラマから始まったんですよ。
それは、たまたま学園モノで葛城あやさんと主役の男の子。柳沢慎吾さんも、スーパージョッキー、テレビジョキーの素人から俳優で言うたらヤンキー役で出てるんですよね。
で、それ大人気やったんやけど、ある時、毎週毎週30分でタイト、タイトなスケジュールやから。ドラマ撮れなかったんですよ。
で、30分ドラマやったけど、時間ショートしたんですよ。スタッフも「え?どうする?」って。「明日、オンエアやで」って。「でも、もう無理です。どうする?」って言うて、もう苦肉の策で、「じゃあアイツら演技下手だから。たくさんミスしてるから。その映像ちょっと繋げたら」って。
「それしょうがないですよね、今回だけは」って、繋げたんですよ。ほんなら、そこだけえらい毎分が上がって。だから失敗シーン、NGシーンは…っていうんで、そこだけ流したら凄い数字上がったんです。
で、それから毎週、毎週エンディングに今週のドラマのNGシーンが流れるようになって、「これNGシーンおもろいやん」って、フジテレビのドラマの半期に一度、NG大賞っていう。
東野幸治、ドラマ『翔んだカップル』で放送時間より素材が短くなった際に制作スタッフがとった苦肉の策を語る「しぶしぶNGシーンを流した」
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