2021年12月13日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、ドラマ『日本沈没』の最終回にNetflixの海外ドラマに慣れ過ぎたせいで「あ、ちゃんと終わっちゃった」と思ったと告白していた。
伊集院光:『日本沈没』見て思ったんだけどさ、Netflixに毒されてんなぁって思ったのが、Netflixの特に韓国ドラマって、最終回が必ずシーズン2に向けての、「まだまだ稼がせてもらいますからね」みたいな感じで終わるじゃないですか。
「解決した」感すらほぼなく、なにか「解決はしたのかな?だけども…」みたいなことを、めちゃめちゃ強烈に押してくるから。最終回感ないじゃん。
あれはあれで嫌いなんだ。「ちゃんと一回落ち着かせろよ」って思うわけ。思うんだけど、逆に言うと、それにもう毒されちゃってるから、『日本沈没』あっさり終わったような気がしちゃって。
なんか分かんないけど、これ完全にフェイクで言いますよ。完全にフェイクで言いますけど、日本沈没する、沈没するって言って…と見せかけて、オーストラリアが沈没するじゃん(笑)
「そっち?」って。オーストラリアの人たちが、「そっち?…完」って終わるから。で、終わった時に、それなりに「こうなりましたとさ」ってなった時に、たとえば日本沈没しました、だけど、これからもみんな頑張ろうぜ…Finってなったと思ったら、実はゆっくり浮き上がり始めて終わるじゃん、韓国ドラマって(笑)
Netflixって、実はゆっくり上がってきて…って。富士山のてっぺんちょっと出ちゃってる、みたいなところから始まるじゃん(笑)「え?戻ってきたの?富士山」みたいなところで終わる。
だから、終わった達成感とか、見終わった感とか全然ねぇなぁっていつも思うんだけど。それに慣れちゃってるせいで、「あ、ちゃんと終わっちゃった」っていうか。