2025年10月6日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、テレビ番組での仕事で多忙になると「ラジオで喋ることがなくなる」理由について語っていた。
伊集院光:もうこのままだと、俺は過労で倒れる。もう…なぜならば、今週は週に4日もポケふたを撮りに行っていたから。
なんかね、そもそも…俺は どうしたい?そもそも俺はどうしたいんだよ。なぜ、ポケふたを、写真に収めることは、俺にとって何なんだっていう。何が面白くてやってんだ?お前は。
これ、何からこんなことになってんだ。そもそもね、おかげ様で、そうね、去年の頭ぐらいから今年ぐらいにかけて、たくさん仕事をした。さらに、そもそもは多分、僕は犬が好きで、ウチのカミさんが好きだから、犬がいる頃は家に帰るのが楽しかったし。
で、カミさんが今、別居婚みたいになってるから。カミさんが家にいないのもそうだと思うんだけど、その家に帰ってもしょうがないから。「だったら、もし伊集院を使いたいっていう人がいるんなら、果てしなく仕事を入れてくれ」っていうのをこっちで頼んで。
そしたらウチのマネージャーの栗原が、いっぱい仕事を入れてくれて。で、まず疲れちゃった。言われてみれば、生まれてこの方、芸能人になってこの方、17歳でこの世界に入ってから、一度も売れたことがないから。スケジュールがガチガチに埋まったことなんかないから、それを初めて経験して、ちょっと疲れちゃったから。
やってみたら、いっぱい仕事をし過ぎると、ラジオで喋ることとかなくなるんで。特にね、コロナ以降、えらい先のものを撮るようになって。で、この先のものの情報解禁とかが、割とこう後になるから、「今日、こういうことあったんだよ」みたいのが割と喋れなくなるみたいことも起きてきて。
で、マネージャーの栗原にちょっと仕事のギアを、生意気にも「緩めてくれ」って言って。で、それこそ、この夏ぐらいから少し緩めるようになったら、今度なんか凄い一生懸命努力して、マネージャーの栗原が仕事の空きを作ってくれたりとかするわけ。そうすると、その仕事の空きに、家にいるのがなんかとても申し訳ないようなことをしてるような気がして。
わざわざ空けてもらったのに、なに家でゴロゴロしてんだ、みたいな意識と。せっかく振ってもらった仕事とかも、少し断ったりしてるわけじゃん。で、そうするともう「二度とお前なんて」って言われんじゃねぇか、みたいなことを一人の家で考えのも嫌だから。

