2021年6月28日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、アニメ『アナと雪の女王』を受け入れることができないのはアナが「やらかした代償を払わずに終わる」ことに納得がいかないからだと語っていた。
伊集院光:劇団四季の『アナと雪の女王』を見に行って。ミュージカル、プレビュー公演みたいな、「関係者を集めて」みたいやつがあるんだけど。
俺、『アナ雪』すげぇ気になってたのは、映画の『アナ雪』が俺、ダメで。『アナと雪の女王』ってさ、エルサが主役でアナなのかって思っちゃいがちだけど。アイツは雪の女王、エルサで。
エルサの妹のアナっていう奴が、俺、映画だとすげぇムカつくの。「お前のせいじゃん、そもそも」って。エルサは雪の魔法が使えるのを、お父さんとお母さんが「その力、絶対使うな、危ないから」って言ってて。
「お前は悲しいかもしれないけど、お前に触るとみんなかぶれっから」っつって(笑)「やめとけ、やめとけ」なんて言われてるわけ。で、そしたらその妹のアナが「お姉ちゃん、またやって、やって」みたいな。「漆の汁出す奴」みたいな(笑)
で、あんま言うからやんだよね。「ちょっと汁出すよ」って出すわけよ。そしたらそれがバーンって、死にかけちゃうんだよな、妹が。「言ったろ?バカ野郎、この野郎。二度と使うんじゃねぇぞ、それ」みたいなところから始まるじゃん。
その後も、結構、アイツがやらかすんだよ。アナがすげぇやらかしてて、アナがやらかした代償を俺の中では全然払ってねぇから、みたいなことで終わるから、なんか俺、納得いかねぇなぁって。
その話をしたら、すげぇ作品を好きなお母さんから猛烈な抗議を受けて。「心が汚れてるからだ」っつって(笑)「そうです」って(笑)「そうです」って思いながら(笑)