2021年6月28日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、劇団四季の『アナと雪の女王』を見にきている子供が『Let It Go』を歌わないように必死にこらえている姿を見て「涙出る」感じていたと語っていた。
伊集院光:劇団四季の『アナと雪の女王』を見ると凄いなって思うのは、子役の子がめちゃくちゃ上手いの。最初のアナも、エルサもめちゃくちゃ上手くて。その「子供だったら、そんなことを言うよね」感みたいな演技とかも、めちゃくちゃ上手いわけ。
そうすると、結構許せるの。そこに実物の子供がいて、その子供が弾みでやったことを、怒ってもしょうがないし、「この子のために黙ってよう」みたいなことが、わりとスッて入ってくる。
あとは大変なのが、見にきてる子供たち。プレビュー公演に来る子なんて、いいところの子なんじゃない?関係者の人の。その子たちが『アナ雪』大好きでさ、そういう衣装を着てきちゃって。
で、もういいところの子だから、下町のクソガキと違って教育が行き届いてるから、ああいうところでましてやコロナじゃん。「騒いじゃいけない」ってことは身にしみてるわけ、小学校低学年くらいで。
にも関わらず、いいところで「ありの~」って始まっちゃうじゃん。その時に、自分の着てきたドレスの裾をグーでギューってやりながら、「歌ってはいけない、歌ってはいけない…」ってなるのを見ると、涙出る(笑)