2021年3月16日放送のテレビ朝日系の番組『さまぁ~ず論』(毎週月 25:56-27:16)にて、お笑いコンビ・さまぁ~ずの三村マサカズが、「ファンに優劣はない」と思っているため情報を知らないことも恥じずに「俺、それ知らない」と知ったかぶりせず言えるようにしようと思っていると告白していた。
狩野英孝:野球好きになって、マネージャーさんからも「野球好きになるな」とか言われるんですけど。でも、たしかにその方が、仕事が来るんですよ。
吉村崇:ああ。
狩野英孝:要は、『アメトーーク』なんかで、野球大好き芸人っていう時に、野球知らない方にちょこんといさせてもらうっていう。
三村マサカズ:質問が新鮮なのよ、知らない人は。
狩野英孝:そうなんですよね。「本当に分からないことあったら、素直に聞いてね」って言われる。
大竹一樹:うん。
狩野英孝:で、「楽天ファンです」とか言うと、「お前、ビジネスだろ。野球の仕事もらいたくて好きになったんだろ?」みたいな感じで言われたりもするし。
大竹一樹:うん。
狩野英孝:いやいや、逆にそっち系呼ばれなくなっちゃったし。
大竹一樹:ああ、かじったからね。
狩野英孝:はい、ちょっと知ってるから。
大竹一樹:俺もそうなんだけど、言わないもん、なんかやってても。野球ファンを強めに押し出さない。
三村マサカズ:うん。
大竹一樹:一人で見てるけど、言うと本物がいるから。勝てないじゃない、情報とか。別に、試合が見たいだけだから。
狩野英孝:はい。
大竹一樹:だから、三村さんもジャイアンツ愛強めだけど、今までずっと押し出してなかったもん。
狩野英孝:たしかにそうですね。
三村マサカズ:ファンに優劣はないっていうかね。何年目のファンでも、40年目でも一緒で。
大竹一樹:うん。
三村マサカズ:あと、俺よく思うんだけど、じゃあ「一番のファンは記憶の優れた人」になっちゃうじゃん。
狩野英孝:なるほど。
三村マサカズ:「過去、こういうことがあった」とか。だから、俺は「知らない」って言えるファンで言おうって思って。「俺、それ知らない」って。
狩野英孝:ああ。
三村マサカズ:「背番号なんだっけ?」「忘れちった」って。でも、大ファンなの。
吉村崇:「あれは何年の何月が…」とかってことではない?
三村マサカズ:「そう、そう」って、たまに面倒くさいから言う時あるけど、「知らない、忘れちゃった」って言うのも大事にしてるんだよね。
狩野英孝:なるほど、なるほど。
三村マサカズ:それでもすげぇファンだから。
大竹一樹:うん、そっちがいいよ。