2020年7月16日配信開始となった「鬼越トマホーク喧嘩チャンネル」のYouTube動画にて、お笑いコンビ・鬼越トマホークの坂井良多が、JUJUの3曲を単独ライブの出囃子にしようとした相方・金ちゃんに「テメェ、なんでハゲとデブがブスで入場してくんだよ!」と殴りかかった過去について語っていた。
坂井良多:『ざっくりハイタッチ』っていう番組で、喧嘩のくだりをやるきっかけになってね。
金ちゃん:まぁ、元ネタというかね。
坂井良多:これはだから、吉本にファンも一人もいないのに、「単独ライブ」やれって言われてさ、断ったんだけど、「いや、全芸人やってもらうから」って、夏の単独祭りみたいな。8月末ぐらいで。
金ちゃん:俺ら、その当時もお客さん全然集められないし、今も人気ないけど、それ以上に全く人気なくて。
坂井良多:知名度もゼロで。
金ちゃん:ゼロで。友達呼ぶとかしかできなくて。
坂井良多:親戚とか。で、俺らネタ作りがヘタだから、俺ら11年やってて4本しかないから。
金ちゃん:ほぼほぼそれで回してるから。
坂井良多:しかも、1本は下ネタだし。
金ちゃん:で、もう一本は反社ネタだから、実質2本しかないから。
坂井良多:で、営業でやるネタ、もうずっと1本だから。でも、単独ライブだから6本作らなきゃいけなくて。でも、単独3日前だったのに全くできずに。
金ちゃん:マジで1本ぐらいしかできなかったんだよな。
坂井良多:1本も完成してない。で、担当してた構成作家に、「いやもうこれは漫才1本の途中ぐらいしかできてないから。間の出囃子だけ考えておきましょう」って。で、「6曲あるんで、一人3曲ずつ持ち寄りましょう」って。
金ちゃん:うん。好きな曲を3曲ずつ持ってきてって言われて。
坂井良多:俺はこの見た目でし、プロレス好きだから、プロレスラーの入場曲全集から選ぼう、と。で、コイツですよ。コイツ、なぜか3曲全てJUJU持ってきたんですよ。
金ちゃん:いや、好きだったんだよ、その当時。『やさしさで溢れるように』とか『この夜を止めてよ』とかさ。
坂井良多:俺は、鬼越トマホークがJUJUで入場する意味も分からないし。これ、JUJUさんの名誉のために最初に断っていますけど、その時に本当にブチギレて言っちゃった言葉なんで。
金ちゃん:うん。
坂井良多:単独始まるっていう、全部のプレッシャーがあって、吉本の本社の体育館で…
金ちゃん:うん。
坂井良多:「テメェ、なんでハゲとデブがブスで入場してくんだよ!」って。
金ちゃん:言ってたな(笑)
坂井良多:それが喧嘩の始まりで。で、胸ぐら掴んで「立て!」って。で、思いっきり左でぶん殴ってやった。
金ちゃん:もう、左フック。もうすぐに、「JUJUで3曲で」って話してる時にもう左フック。その瞬間にブチギレてて。
坂井良多:「ゴラァ!」って。そしたら、俺の拳が折れちゃって。
金ちゃん:全部折れたの、2日前に拳がね。で、俺、なんともなかったの。腫れもせず(笑)痛みも一切なかった。
坂井良多:マーク・ハントだ。
金ちゃん:俺、防御力だけ強いから。
坂井良多:そっから大喧嘩だよな。
ケンドーコバヤシ、鬼越トマホークの喧嘩芸は「吉本の本社で殴り合いを始めて、インポッシブルが止めに入った」ことで生まれたと語る