甲本ヒロト・真島昌利、伊集院光のラジオ番組リスナー
伊集院光:先週の放送明けて火曜、オンエアが水曜か。先週の火曜日、火曜日がさ、朝のラジオ終わって、その後、録音で水曜分の録音で。クロマニヨンズのゲスト録りって。
甲本ヒロト、マーシー(真島昌利)、2人組みが来てさ。それもオシッコ漏らすくらい嬉しいんだけどさ。そしたら、その中でさ、ヒロトさんが「ラジオ聴いてます」と。スゲェなって思ったのが、「この深夜のラジオも聴いてます」って。
「ホントっすか?」っていう感じの。社交辞令を言うような人じゃないのは分かってるけど、「ホントっすか?」っていう。
「知ってますよ、色々。毎年、お誕生日に、上海蟹を食べに行ったり」みたいな。本当に聴いてないと分かんないよってことも知ってて。
CM入るところ、トークブレイクしてる間も、「今年はどうすんの?」みたいな。「お誕生日、結婚記念日、上海蟹どうすんの?」って話をしてたりとか。
もっと言えば、マーシーさんが、「『俺の五つ星』で探して欲しいおにぎり屋さんがあるんだけど」って言い出したりとか。「そうなん?」みたいな。そんな嬉しいことないじゃん。そっちは朝の番組の方でやってることだけど。
落語好きな真島昌利
千原ジュニア:一回ね、僕、お酒を飲ませてもろうたことあるんですけど、元ブルーハーツ・クロマニヨンズのマーシー(真島昌利)さんと1回飲んだことがあって。
桂三度:飲んだことあんの?ヘぇ。
千原ジュニア:斉藤和義さんに呼ばれて行ったら、マーシーさんと、斉藤和義さんと蔦谷好位置さんがいて。
桂三度:へぇ。
千原ジュニア:結局、カラオケ行って。マーシーさんが、『アンダルシア』歌って。
桂三度:めっちゃエエやん。
千原ジュニア:斉藤和義さんが、THE HIGH-LOWSの『青春』とか。蔦谷さんが、『JOY』歌って。
桂三度:自分のね(笑)
千原ジュニア:うん。そんなことがあって。マーシーさん、めちゃくちゃ落語詳しいで。
桂三度:へぇ、そうなんや。
千原ジュニア:めちゃくちゃ詳しいで。もう、時間あったらすぐに寄席行ってはる。
桂三度:へぇ。めっちゃ目立つやん(笑)
千原ジュニア:ほんで、「今、あの人とあの人とあの人、凄い脂が乗ってて良いですよ」って。俺、全く知らん落語家さん知ってて。
桂三度:へぇ。
千原ジュニア:めちゃくちゃ詳しい。それで、落語会のトークショーに出たりしてて、それくらい落語が好きなんやて。
桂三度:へぇ、知らんかった。
千原ジュニア:やっぱり、言葉も好きなんやろね。そんなマーシーさんが作った、「わかったことが一つだけある バカは不幸が好きなんだ」っていう歌詞(THE HIGH-LOWS時代の『コインランドリー』)。
桂三度:うん、なるほど。
千原ジュニア:これは深いで。「自分不幸なん、バカなんだよ」っていうことやん。
桂三度:うん。
千原ジュニア:これを言い切るロックスター感。
桂三度:世界レベルでも言えますもんね。戦争している国とか。
千原ジュニア:そうやんな。
桂三度:言いねぇ。
千原ジュニア:「バカは不幸が好きなんだ」…これ、短い言葉でエエなぁ。
南海キャンディーズのファンであるザ・クロマニヨンズ
山里亮太:(『Melodix』に)ザ・クロマニヨンズさんが来たの。凄いよね。俺、生まれて初めてさ、ついに甲本ヒロトさんとマーシーを見ることができて、初。
でね、一応、音楽に集中するためにもMCとの絡みって、アーティストさんって、「曲紹介だけ」っていうのもあるから。今回、曲紹介だけで、絡むことはなかったの。で、別録りだったのね、曲紹介。
「それでは、クロマニヨンズさんです」って。でも、ご挨拶行きたいじゃない。で、ちょうど歌録りしててね。歌、撮っててさ。目の前でさ、もうあのまんまよ。あの感じで甲本ヒロトが歌ってたわけ。
もう、「う~わ!」ってなって。超カッケー。セットも、ちょうど後ろにデッカイ光がバーってなって、もう後光、射してる感じで。すげぇ、甲本ヒロトすげぇ、マーシーもいるしさ。
終わったら、出口のところで。ちょうど、その確認用のモニターのところにいたのね。で、そこにバーッて来るわけ。そしたら、プロデューサーの人がね、促しくれて。
「あ、すみません。MCの南海キャンディーズです」って言ったら、来てくれたわけ、ザ・クロマニヨンズの皆さんが。バーッて来て、「本日はありがとうございます。お会いできて光栄です。私達、南海キャンディーズというコンビでやってまして、山里です「しずです」って言ったら、ヒロトさんが「ああ、どうも」って頭下げて。
「知ってますよ」って。「お二人は絶対知らないと思うんですけど、僕らはお二人が好きで、一回生で観に行ってるんですよ。いつ何の時かは言わないですけどね」って言ってくれたの、ヒロトさんが。
その時に、俺としずちゃんどうなったかって言うと、ニ人とも泣いちゃったの。俺もさ、普通にツーッて涙出て。「ええ?!ありがとうございます!」「あ、こちらこそ。素敵な場所で歌わせてくれてありがとうね」って、モニターチェックしに行ったのよ。
で、しかもね、リハーサルとかもあって。で、カッコイイのはスタッフさんに「何回も付き合ってくれてありがとうございます。すみません」みたいなの言ってさ、曲始まったりすんのよ。痺れたわ、本当に。泣いちゃってんの。