フリーキャスターの赤江珠緒さんが、『たまむすび』パートナーである南海キャンディーズ・山里亮太の深いパーソナルな部分について語ったトークをまとめてみました。
驚くほどの邪気と、無邪気の両立
赤江珠緒:山ちゃんは、『たまむすび』の私のパートナーの中で、唯一年下でしたので、「年下には、何を言っても良い」と思っている体育会系の私としては、全く気を遣わずに済みました。本当に気を遣いませんでした。
火曜日、大体先にスタジオ入りしている山ちゃんが、スタッフと談笑していて、「何?何の悪口?」と、私が訊くところから、毎週始まっていたように思います。
実際、山ちゃんから出社早々、「赤江さん、2つ悪口あるけど聞く?」と言われることも、よくありました。
そんな時の話は、一切オンエアで使えない、無駄なものでした。
また、山里さんは悪口以外にも、色んなことを報告してくれて、「赤江さん、知ってた?このチョコレート、50kcalもあるよ」とか、「タイガーナッツは、水に1日さらして食べると、サクサクだよ」とか。
山里亮太:OLかよ、俺。
赤江珠緒:「サカムケアって、物凄く効くよね」とか、よく分からない報告もあったように思います。
山里亮太:良い報告でしょ。
赤江珠緒:驚くほどの邪気と、無邪気の両立。母・文代さんが溺愛するのも、ちょっと分かる気がします。実際、山里家のご家族には、大変お世話になりました。
山里亮太:良い報告でしょ?
赤江珠緒:文代さんには、スタジオにお越しいただいたりもして、「この子にして、この親あり」を、生で実感させていただきました。仲良し山里家のオモシロ話も、たくさん聞かせていただき、忘れられません。「積もる話もあるからな」と入った、父と二人の露天風呂、意外と話がないことが判明。
山里亮太:はっはっはっ(笑)
赤江珠緒:出張先でも、帰る時間帯を見計らって、親戚タクシーがスタンバイなどなど、世間と身内の愛情のバランスが極端で、また、見事にバランスがとれていることにも驚かされました。
そして、スタジオでベラベラ喋っているのに、『たまむすび』パートナーが揃うと、意外にもモジモジしていたとか。
山里亮太:それ、やめてよ。
赤江珠緒:人見知りのわりに、知らない旅先の人と仲良く飲むとか、山里さんの妙なバランス感覚は、相変わらずユニークですが、少し前にニュースになった外国人狙いのニセ僧侶に騙されて、キラキラしているお札をもらったと言っていた時は、本気で心配しました。
あとここ数年、時々言い出す「俺も恋をしたいね」と、寅さん風に語るのも気になります。しかし毎週、私のやらかしに対して、1つも外さないツッコミで応じていただいて、ありがとうございました。
山里さんのご多幸をお祈りしております。
山里亮太:ありがとうございます。
赤江珠緒:いや、いや、いや。
山里亮太:そんなもう。
赤江珠緒:もう本当にね、そうでしたね。
赤江珠緒、『たまむすび』卒業にあたって山里亮太に答辞「私のやらかしに対して、1つも外さないツッコミで応じて頂いて」 | 世界は数字で出来ている
溺愛する両親について
山里亮太:改めてニュースになって、「俺、そうなんだ」って気付いたんだけど、「俺って、過保護なのかな?」って。
赤江珠緒:ああ。
山里亮太:「山里亮太の過保護ぶりに共演者あ然」っていうような。
赤江珠緒:山ちゃんの親御さんが、山ちゃんに対してでしょ?
山里亮太:そうですよ。
赤江珠緒:そりゃもう、間違いないでしょ。
山里亮太:間違いない?
赤江珠緒:ええ。溺愛だもの。親御さんが、山ちゃんを。だってね、それはでも、しょうがないと思うのよ。山里さんへの世の中の人の愛情が、全部、親御さんに集まってるから。
山里亮太:はい。
赤江珠緒:他の人は、誰も山ちゃんに愛情注いでないんだから、これでプラマイゼロじゃない。いいのよ、それで。
山里亮太:そうなの?他の人は、もっと分散してんの?
赤江珠緒:ふふ(笑)ええ、他の人は、もっと分散されてるんだけど。
山里亮太:分散して、じゃあ。
赤江珠緒:はっはっはっ(笑)お父様、お母様にたまたま集中してしまったってだけじゃない。
山里亮太:ちょっと、父ちゃん、母ちゃん独占しちゃったのね。
赤江珠緒:そう、そう。
山里亮太:もっと、愛バラ撒いてくれないと。
赤江珠緒:そう、そう(笑)
山里亮太:ああ、そういうこと?
赤江珠緒:そういうことよ。そういうことの過保護だから、山里さん。
赤江珠緒、山里亮太の両親が異常に過保護なことに痛烈な皮肉「他の人は誰も、山ちゃんに愛情注いでないんだから」
赤江珠緒が語る、山里亮太のモテない理由
杉山真也:赤江さんから見た、山里さんのモテない要素はどこに感じるんですか?
赤江珠緒:山ちゃんのモテない要素か…やっぱりなんだかんだ言って、甘えん坊でしょ?
ジェーン・スー:うん、っぽい感じはありますね。
赤江珠緒:そう。で、お母さんの文代さんが、本当にできる人だから。
ジェーン・スー:うん。
赤江珠緒:あの文代さんにやってもらってることとか、お父さんにやってもらってることを、彼女とか、奥さんとか。
ジェーン・スー:うん。
赤江珠緒:そっちに求められたら、ハードル高くないですか?
ジェーン・スー:まぁね、たしかに。お母さんと同じことしてくれって思っちゃうかな。
赤江珠緒:思っちゃうんじゃない?それとは別だって山ちゃんが思うタイプだったらいいんだけど、その辺がね、線引きできてない気がするんだよなぁ。
ジェーン・スー:あらぁ、そこはそう思う?赤江さんの奥さん、そう思う?
赤江珠緒:私はそう思うのよ(笑)
赤江珠緒、山里亮太がモテない理由は「お母さんが本当にできる人」だからと指摘「同じことを求めてしまう」
まともな食事が摂れず「仙人化」した山里
赤江珠緒:(胃炎、虫垂炎で)食欲がなくなると、山ちゃん曰くね、「見事に生きる力が弱る」と。
ジェーン・スー:ああ。
赤江珠緒:で、「性欲も比例して弱る」と。
ジェーン・スー:何の話してんの?(笑)
赤江珠緒:ふふ(笑)そうするとね、ガツガツしてるオーラみたいなのが、一切出なくなってて。
ジェーン・スー:あ、それがね。
赤江珠緒:ここ何週間かの山里さん、以前の普段の時の山里さんのドロドロしたものを出して登場する、「おはよう」と言いながらも、色んなものを。情念とかも出して登場する山里さんと違って、サラッサラだったの。
ジェーン・スー:精進料理みたいな。
赤江珠緒:そう、そう。仙人とはこのこと、みたいな。
ジェーン・スー:ああ。
赤江珠緒:爽やか~に。
ジェーン・スー:欲っていうのは、食とくっついてるんですね。
赤江珠緒:くっついてますね。生命力っていうのはね、色んな欲と絡み合って生きていかないとダメなんだなって(笑)
ジェーン・スー:なんか言ってるようで、何も言ってないじゃん(笑)逃さないよ、そういうの(笑)
赤江珠緒:そうですか(笑)
赤江珠緒、山里亮太が胃炎でまともな食事が摂れず「生きる力、性欲が弱っていた」と明かす「仙人とはこのことみたいな」
復活してさっそくゴシップの話題
赤江珠緒:(手術後)おかえりなさい。
山里亮太:すみません、先週は。ご迷惑をおかけしました。
赤江珠緒:いえいえ、おかえりなさい。
山里亮太:ご迷惑をおかけしました。
赤江珠緒:見事に手術を終えられて。
山里亮太:はい、終えまして。
赤江珠緒:すっかりと、元の山里さんとして戻ってきてくれましたね。
山里亮太:ふふ(笑)いや、その…
赤江珠緒:ビックリしました。
山里亮太:僕の存在理由っていうか、僕って、ゴシップ言ってこそなの?(笑)
赤江珠緒:そうなのよ。もう来た途端、「ちょっと赤江さん、あのゴシップ知ってる?」って言い出した時の、あのキラーンとした山里さんの表情、「久しぶり」って思いましたもんね。
山里亮太:たしかに、一時期、こちらでもお話していただきましたけど、仙人のように?(笑)
赤江珠緒:そう。ちょっと、食欲も落ちて、全体的に弱ってる時ありましたから(笑)
山里亮太:はい、ありましたね。人への興味とかも全てがなく、すんとしてた時ね?(笑)
赤江珠緒:はい。そんな山里さんを数週間見てたもんですから、「うわ、帰ってきた、山ちゃん」って思いました。
山里亮太:ただいまです(笑)
赤江珠緒:よかったですよ(笑)