東野幸治、一番好きな映画は森田芳光監督の松田優作主演『家族ゲーム』だと語る「ツッコミどころ満載で、誰もツッコまないシュールな映画」

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2020年2月27日配信開始となったYouTube動画『東野幸治の幻ラジオ』の第4回にて、お笑い芸人・東野幸治が、一番好きな映画は森田芳光監督の松田優作主演『家族ゲーム』だと語っていた。

東野幸治:私が一番好きな映画は、森田芳光監督の『家族ゲーム』です。主演、松田優作です。ドラマ版、長渕剛の『家族ゲーム』でも、櫻井翔君の『家族ゲーム』でもございません。

見たのは私が高校2年、3年生ですかね。今から35年以上も前ですかね。どういったストーリーかと言いますと、知ってる方もたくさんいると思います。4流大学の学生、松田優作さんが、田沼家、4人家族の田沼家の、子供2人、息子2人います、その次男の中学の家庭教師の先生としてやってきて、てんやわんやの大騒動(笑)

平たく言えば、てんやわんやの大騒動のシュールなコメディって感じですかね。一番有名なのは、食事のシーンで、テーブル囲んで向かい合いながらご飯を食べるんじゃなくて、家族全員が横並びになってご飯を食べる。お父さん役は伊丹十三。お母さん役は由紀さおりです。

伊丹十三さんが、半熟の目玉焼きを、チューチュー、チューチューするシーンが印象的で、ある日の朝ごはん、目玉焼きが硬かったら、「母さん、チューチューできないじゃないか」みたいなセリフがあったりもしてるし。

あと、基本的にこの『家族ゲーム』、好きだっていう有名人は、ものまねの清水ミチコさん、そして世界のナベアツ、今は落語家・桂三度さんも、この『家族ゲーム』が一番面白いと言っております。

ツッコミどころ満載で、誰もツッコまないシュールな映画でございます。音楽は一切、流れません。映画の中で、音楽は一切流れないという。これも斬新な映画だと思います。

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