2025年12月23日配信開始のYouTubeチャンネル『ナイツ塙の自由時間』にて、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が、M-1グランプリ2025決勝で真空ジェシカが4位に終わった理由について考察していた。
塙宣之:真空ジェシカは、つかみがね、やっぱり「もう1階あると思った」っていうつかみ。あれはもう川北らしくて、M-1史上やったことないつかみだったと思うんですけども。
その後にもう1回、「足コキげんき教室です」っていうつかみ、あれはいらなかったのかなと、僕個人としては思いますね。やっぱり…あとガクの車のところで少し入る時に、アドリブみたい。あれも別になくても良かったのかなと思いますね。
なんか世界観がやっぱり真空ジェシカって大事だと思うので、ボケのテイストがちょっと変わっちゃうものを、2つ入れるっていうのは。1つで良かったんじゃないかなとは思いますけどね。
だから、やっぱ変人の川北っていうのと、そういってなんかこう時事ネタをイジる川北っていうのが、ちょっとテイストとしては、少し違っちゃうのかなと思うんですよ。で、なんか終わった後も、粗品のことをイジったりするっていうのも、割とこっち側は、なんかそこをやるセンスってあんまりどうなんだろうなぁって、ちょっと僕個人としては思うので。
川北はちょっとやっぱりなんだろう、まだ若いなと思いましたね。「そこ、やらなくてもいいんだけどね」と思いましたけどね。ただ、あれもなんかやっぱ川北しかできないのかな。だから、自分を…なんか本当に自分を見ているようで。段々そのトゲがなくなってきて、さらに尖っていく状態になったという時に、もっと面白くなるのかなぁとは思いましたけど。
やっぱり真空ジェシカも5年連続決勝行って、やっぱ去年ね、2本ともとんでもないネタだったので。自分の中ではちょっと去年2024年を超えられる真空ジェシカではなかったのかなぁとは思いますので。
ちょっとこのヤーレンズ、真空ジェシカの頭打ちになっているものを、どこかこうね、こっから96、7、8、9の点数を上げるためにね、どうしたらいいのかと。もう凄いことですよ、これは。昔のM-1だったら、優勝何回もしてますよ、この2組。
だけど、今、勝つためにはそれを上にまだいるっていうことがね、凄いレベルが高くなってるなと思いました。大変だろうな、と思いました。悔しかったでしょうけども、まぁでもこれは93点でしたかね。



